ボートレース多摩川 05#

11月19日

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レース展望

一般 男女ダブル優勝戦(準優8R制)BOAT Boy CUP 3月18日(土)・19日(日)・20日(月)・21日(火)・22日(水)・23日(木) 出場予定選手

予選突破の確率は高くても上位は拮抗のダブル優勝戦

男女W優勝戦にして多摩川ならではのW準優制のタイトルだ。従ってシリーズ5日目には準優勝戦が8個レース行われる。男女それぞれ半数の選手が準優に進むわけだから、予選突破の確率は普段の比ではないけれども、その分上位は拮抗している。特に女子はなかなかの顔触れだ。下記の記した4選手に加えて、永井聖美、金田幸子、守屋美穂、樋口由加里あたりで上位を形成すると思われるが、多摩川といえば日高、山川、田口は、当地でレディースチャンピオンに輝いた選手。永井、金田も当地V3と水面実績は十分で、逆に現在女子最強(かも知れない)遠藤エミは、まだ当地の優勝はなく今後Vを積み上げていくだろう選手だ。この辺の絡みが面白い。そういえば男子の「本命」守田俊介も過去21場で優勝歴がありながら多摩川ではない。守田といえば遠藤の同支部の先輩にして、一番の目標としている強豪だ。そんな滋賀コンビの多摩川初優勝なるかも注目のひとつとなる。

主な出場選手

  • 日高逸子 3188(福岡)
  • 山川美由紀 3232(香川)
  • 田口節子 4050(岡山)
  • 遠藤エミ 4502(滋賀)
  • 長岡茂一 3227(東京)
  • 川北浩貴 3606(滋賀)
  • 守田俊介 3721(滋賀)
  • 後藤翔之 4460(東京)

遠藤エミ 滋賀 4502

遠藤エミ
本命選手

圧倒的なスピードをここ多摩川でも発揮

レディースオールスターはモーターが悪かった。クイーンズクライマックスはトライアル2戦目からの枠番の引きが悪かった。昨年はレディースチャレンジカップを圧勝し、レディースチャンピオンでも初めて優勝戦まで進んだが、そんなものでは足りないと思えるぐらいのポテンシャルの持ち主だ。例えば尼崎オールスターでは予選の得点率7.00、予選11位で準優に乗ったし、ダービーやメモリアルでも節間2勝と気を吐いた。SGレベルでも男女間の最低体重4キロ差のアドバンテージがあれば、舞台に馴染むにしたがって更なる活躍が見込まれる。今年初優勝の唐津では、モーターの仕上がりからすべてで昨年の準MVP!?(特別賞受賞)石野貴之を圧倒した。有体な表現で恐縮だが「男勝り」という言葉が、いま最も似合う女子レーサーだと思う。モーターの悪かったレディースオールスターでも格好は付けた。少々のことではたじろがない。

田口節子 岡山 4050

田口節子
対抗選手

順調に産休から復帰更に弾けて上昇曲線

平山智加がダービー勝率1位に輝き、遠藤エミはすべての部門で女子の上位を占め、獲得賞金トップはクイーンズクライマックスに優勝した松本晶恵と、自分より若い世代に押されがちな昨年に思えたが、改めて年間勝率(7.27)を見れば平山智加、遠藤エミ、長嶋万記(いま納得のラインナップ)に次ぐ4番目。まずは順調な産休からの復帰だといえた。女性アスリートにとって結婚・出産と競技との兼ね合いは、永遠のテーマみたいなものだが、それを自らに取り込んで競技を極めている選手は少なくない。我がボートレース界における日高逸子、寺田千恵などは典型的な例だろう。大瀧明日香は2人目の子供を産んでから本当に強くなった。で、彼女の場合はこれからどれだけ「母は強し」を体現していくのか。田口節子というボートレーサーにメンタルの押し上げがあれば、この先どんなレースの世界を見せてくれるのだろう。興味深い第二章は既に始まっている。

平田さやか 東京 4286

平田さやか
地元イチオシ

思い入れの深い水面で果敢攻め

このシリーズには東京支部の選手が11名斡旋されている。24選手中12人が準優に進むシリーズで、どれだけ地元の物量作戦が通用するかだが、はっきり遠征勢のレベルが高い。そんな中で予選突破がノルマとなりそうなのが、まず永井聖美で次いで平田さやかというところか。また、東京支部11名と書いたが、出身欄も「東京」なのは平田さやか、高石梨菜、富樫麗加の3名だ。つまり多摩川色が強くて、それなりの実力を保持しているのは「平田さやか」となる。御存知のように身長166センチのスタイリッシュレーサーで、「このぐらいのタッパがあれば」と羨む女性もいるだろうが、ボートレーサーとしては体重面でどうしても不利。因みにレディースオールスターでは50キロ少しで走っていた。以前の一発屋から2コースからでも手堅くさばけるタイプに変身しているが、この水面には思い入れが違う。ダッシュ迫力を前面に打ち出したい。

守田俊介 滋賀 3721

守田俊介
本命選手

ユニークな天才肌が22場目のV目指す

回転寿司マニアとしてブログで人気を博したと思えば、ダービーの優勝賞金を全額寄付する気風の良さを見せるなど、ここ数年はユニークな人柄も知られるようになったが、元より天才肌のレースセンスで知られた選手である。その割にさほどタイトルに恵まれていないのは(SGV1・G1V3)、記念レベルにおけるエンジン出しの劣勢で、これは以前から広く知られた弱点だ。とはいえ通算V83にして完全優勝6度の「機力負け」のない一般戦における強さは特筆もので、戸田、若松、そしてこの多摩川を除く21場で優勝を重ねてきた。びわこ育ちで関東では江戸川水面にもマッチして、多少の波風でレベルを落とすタイプでないのは確かだが、浜名湖を大の得意にしているように広い水面が似合う選手でもある。「日本一の静水面」で優勝がないのは、走る機会の少なさと巡り合わせだけだと思いたい。現に当地3連続優出中、22場目のピースを塗り潰すのは今シリーズか。

川北浩貴 滋賀 3606

川北浩貴
対抗選手

得意とするこの水面柔軟にさばいて進む

滋賀は支部別人数で最も少ない45名の小所帯ながら、今シリーズにおいては3選手の斡旋で一大勢力を誇っている。女子部門では遠藤エミがブイブイいわせそうで、男子部門には守田俊介がドンと控える。そして守田と拮抗するのがこの川北浩貴だ。前者が前述の如く多摩川未優勝なのに、彼は8優出2優勝の実績。「多摩川とは相性がいい」という得意水面なのだ。めっきり記念の斡旋が減った現況の中でも、昨年9月の当地62周年は楽々予選を突破していた。守田が剛ならどちらかというと柔のイメージで、仲の良さで知られる同期の山崎智也とキャラでも被る部分は多い。そんな親友と比較すれば地味な選手生活であるけれども、あちらが特別な選手なだけで、こちらもデビュー3連勝でいきなり優勝戦に乗ったエリートレーサーである。いつしか四十台も半ばに差し掛かり、おそらく来年はマスターズを走るだろうが、むしろこれからが円熟に向かう。

長岡茂一 東京 3227

長岡茂一
地元イチオシ

勝率アップに手こずる今のキッカケに

多摩川45優出16優勝。優勝回数はもちろん優出回数も歴代1位を誇る。「是政のカリスマ」などと書く一番の拠り所だ。昨年6月に4年ぶりの優勝を飾って、健在ぶりをアピールした。当地14回目の優勝が02年で15回目が12年、16回目が16年という間隔に、その選手生活が垣間見える。2002年までが全盛期だった。これまでに二度大きな怪我を経験している。訓練生時代には一期遅れての卒業となったが、SGレーサーになってからの怪我は、選手生活に少なからず影響を受けた。そこには多摩川における優勝のブランクも映し出されている。逆に大きな怪我を負っているからこそ、逆境での強さもクッキリ見える。最後にSG競走を走ったのは6年前の東日本復興競走だが、そのときは見事に優勝戦に乗っている。今更ながら独特の勝負強さを感じたものだ。勝率の上がってこない今期は只今A1級ピンチ、反攻の起点としたい地元戦である。

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