BOATRACE 多摩川
開催中 11/23 開門時間 10:00
warkey-ico
menu-open-ico MENU

レース展望

GⅢ

GⅢ第18回サントリーカップ

4
15
16
17
18
19
20
出場予定選手一覧

昨年のGPファイナリスト白井英治、馬場貴也、深谷知博が参戦!

「第18回サントリーカップ」は準優3個レース制の6日間開催。通常のG3企業杯以上にすごいメンバーがそろった。昨年グランプリのファイナリストが3人もそろっている。優勝した白井英治、準優勝の馬場貴也、5着だった深谷知博と、この3人がシリーズをリードするのは間違いない。特に白井はグランプリを制した後も今年V4と絶好調で、一般戦ながら6連続優出中(3月30日現在)。前記3人以外にも昨年は津周年で2回目のG1Vを達成した関浩哉がメモリアルやダービーなど4回のSGに参戦し、そのすべてで準優に乗った。あと一歩でGP出場はならなかったが、今年は大仕事をやってのけそうな予感。地元からは多摩川で圧倒的な強さを誇る永井彪也を筆頭に芦澤望、前沢丈史が遠征勢を迎え撃つ。級別審査の締め切りも迫っていて、A1級、A2級のボーダー付近にいる選手の勝負駆けにも注目したい。

主な出場選手

  • 白井英治3897(山口)
  • 芦澤望4053(東京)
  • 馬場貴也4262(滋賀)
  • 麻生慎介4292(広島)
  • 前沢丈史4366(東京)
  • 深谷知博4524(静岡)
  • 永井彪也4688(東京)
  • 山田祐也4757(徳島)
本命選手

白井英治

3897 (山口)

異名はホワイトシャーク!山口の大看板

昨年12月に大村で悲願のグランプリを制覇。3回のSG、13回のG1制覇を誇り、今村豊さんが引退した今では紛れもない山口支部を代表するエース。昨年8月のメモリアル優勝戦でフライングを切った影響で最近は記念を走っていないが、一般戦を走らせれば格が違う。今年はここまで9節走った時点で8回の優出(V4)と各地で圧倒的な強さを見せている(3月30日現在)。外枠の時に黙っていることはなく、必ず回り込んで内を狙う。特に一般戦の時はその傾向は顕著で、5、6コースからの発進はまずない。調整力にも長けており、深い進入になっても持たせる出足と行き足は必ずつけて、コースさえ奪えれば腕でカバーしてさばく。多摩川の優勝は05年の一般戦から遠ざかっているが、周年記念では4回の優出歴(2着2回)がある。近年の当地では19年グラチャン、21年チャレンジカップでも準優には乗っていて、水面との相性は上々。

対抗選手

馬場貴也

4262 (滋賀)

ボート界最速を誇るレコードホルダー

早くから滋賀の気鋭として注目されていたが記念のタイトルを取ったのは少し遅く、デビューから15年後の18年芦屋チャレンジカップ。G1を通り越していきなりSGを制覇した。その後は毎年1つずつG1かSGを勝ち、昨年は常滑ダービー、下関周年。戸田周年、びわこG2と大きなレースを4回制すなど大ブレイク。年末のグランプリも準優勝と華々しく活躍し、年間MVPに輝いた。今年も2月の住之江近畿地区選を制すなど、変わらず好リズムを維持している。ターンスピードの速さはボート界屈指。馬場を語るうえで外せないのが12年1月に地元びわこでたたき出した1分42秒2の日本レコードだ。自身が10年11月に津で出した1分42秒6(同日同場で吉永則雄も出した)を更新した。びわこでの記録は今まで誰にも破られてない。出力低減モーターが使われている現在では、もうこの数字を上回るタイムは出ないと思われる。

地元イチオシ

永井彪也

4688 (東京)

24場で最も高実績を残すドル箱水面

テレビでもおなじみのボートレースCM、その若き主人公のモデルでもあるイケメンレーサー。19年の三国ヤングダービー、21年の丸亀周年と2回のG1戦Vがあり、SGでは19年のグランプリシリーズで準優勝の実績も残す。イケメンでありつつ、実力の方もボート界の一線級だ。レーススタイルは全速よりも差しやまくり差しを多用。スリットからのぞいておいて、余裕を持って鋭く艇間を割るのが永井の勝ちパターンといえよう。そのため永井が勝つケースでは、大体において内の艇を連れてくるケースが多い。今年3月当地の周年記念こそ平凡なモーターを仕上げられず苦戦してしまったが、本来の多摩川は自他ともに認める得意水面。過去15回の優勝のうち6回は当地でのもの。東京3場でも最も相性がいい。今節は遠征勢にかなりの好メンバーがそろっているが、多摩川に限っては互角の戦いを演じることができるはず。

シリーズインデックスに戻る