SG第51回ボートレースオールスター
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- 26日
水面との相性は毒島誠が断然 濱野谷はGP出場へ背水の陣
主な出場選手
- 濱野谷憲吾3590(東京)
- 瓜生正義3783(福岡)
- 池田浩二3941(愛知)
- 菊地孝平3960(静岡)
- 毒島誠4238(群馬)
- 峰竜太4320(佐賀)
- 茅原悠紀4418(岡山)
- 桐生順平4444(埼玉)
毒島誠
4238 (群馬)
ドル箱水面で縦横無尽に立ち回る
これだけのメンバーがそろえば誰をピックアップするかはかなり迷う。それでも水面との相性に関してはこの毒島が抜けており、最近の多摩川では鬼のような強さを発揮している。過去5回のG1ウェイキーカップのうち、優出を外したのは直近の69回大会だけ。66、68回大会では優勝、65回大会では準優勝、67回大会は3着の実績を残す。一般戦に限ればここ5年間で7回参戦して優出を外したことは1回もなく、優勝5回、準優勝1回の好成績。多摩川を走り慣れている地元選手以上に相性は抜群だ。多摩川の走り方はもちろん熟知しているが、それに加えてモーターもしっかりと出す。今年は3月の戸田クラシックで約3年4カ月ぶりにSGを制覇し、今年の獲得賞金1位。2018年(若松オーシャンカップ、丸亀メモリアル)、2019年(大村メモリアル、児島ダービー)と過去に2回のSG連覇があり、得意水面で今度は3回目のSG連覇を決めたい。
峰竜太
4320 (佐賀)
昨年のダービーVから完全復活
1年10カ月ぶりのSG復帰戦だった昨年の蒲郡ダービーでSGV6と通算100V、24場制覇を同時に達成し、三国チャレンジカップ、住之江グランプリはそれぞれ準優勝と昨秋から圧倒的な存在感を誇示。今年3月の戸田クラシックこそ準優3着で惜しくも優出を逸したものの、今年も浜名湖周年、芦屋九州地区選で優勝を飾るなど変わらず好調を維持し、獲得賞金額も4位につけている(5月6日現在)。旋回スピードは言うに及ばず、コーナーでの読みの鋭さは超一流。誰もが躊躇(ちゅうちょ)する針の穴のような隙を見逃さず、鋭く艇間を割ってくる。24場すべてで優勝を飾っているだけに特に不得手な水面はなく、走る機会は少なくても多摩川でもしっかりと実績を残している。2018年にはウェイキーカップ制覇の実績があり、2020年の一般戦はオール2連対の成績で優勝。どちらも他艇を寄せ付けずインからの圧勝劇だった。
濱野谷憲吾
3590 (東京)
相性のいいオールスターで気合倍増
5回のSGV、25回のG1Vを誇る紛れもない東京支部のエース。昨年は常滑周年、唐津周年を制して2年ぶり14回目のグランプリに出場。今年も平和島の関東地区選でV、浜名湖周年(4着)、唐津ダイヤモンドカップ(3着)でも優出を果たすなど好ペースを維持していた。しかし、好事魔多しとはこのことか。期末の当地さつき杯で痛恨のF2を切ってしまい、今節の後には8月末まで90日間のF休みが控えている。現在の獲得賞金は9位だが、グランプリ出場はかなり条件が厳しくなってきた。それでもこのオールスターで好結果を出せればまだ望みはつながる。オールスターはこれで28回連続での参戦。優勝こそないが8回の優出歴があり、昨年の大会を含め2回の準優勝がある相性のいい大会。現行モーターを1回使っているのは大きな強みでもあり、Fを切ったさつき杯でもしっかりと上位級の足に仕上げていた。