GⅢ第19回サントリーカップ
- 6
- 19水
- 20木
- 21金
- 22土
- 23日
- 24月
GP覇者の白井英治を中心にSG覇者が多数集結
主な出場選手
- 平尾崇典3822(岡山)
- 白井英治3897(山口)
- 笠原亮4019(静岡)
- 中野次郎4075(東京)
- 福来剛4095(東京)
- 新田雄史4344(三重)
- 大池佑来4468(東京)
- 河合佑樹4494(静岡)
白井英治
3897 (山口)
山口支部の看板が記念ロードに復帰
22年12月に大村で悲願のグランプリを制覇。3回のSG、13回のG1制覇を誇り、今村豊さんが引退した今では紛れもない山口支部を代表するエース。22年8月のメモリアル優勝戦で新田と共にフライングを切った影響でグランプリV以降、昨年の秋まで記念を走っていないが、記念ロードに復帰するまでの間に走った一般戦では格の違いを見せつけた。1月から8月までの8カ月で9Vの固め打ちと鬼神のごとく暴れ回った。外枠の時にも黙っていることはなく、必ず回り込んで内を狙う。特に一般戦の時はよりきつく動くので、5、6コースからの発進はまずない。調整力にも長けていて、特に出足と行き足は必ず水準以上に仕上げる。深い進入にも慣れているので、コースさえ取ってしまえば格上のハンドルで外の攻めを封じる。多摩川での記念優勝はないが、周年記念では4回の優出歴(準優勝2回)があり水面との相性も良好だ。
笠原亮
4019 (静岡)
好相性の当地で本領の全速連打
好メンバーが数多くそろう今節においては、対抗選手に誰をピックアップするかは迷うところ。水面との相性を加味して推したいのはこの笠原亮。05年、当時デビュー6年未満の笠原はそれほど派手な活躍はなかったが、SG初出場の多摩川クラシックでいきなり優勝を成し遂げた。ちなみにデビュー2年後の選手生活初Vも多摩川で達成している。過去69回の優勝のうち最も優勝回数の多いのは地元の浜名湖(10回)で、次が隣の蒲郡(6回)。多摩川での優勝は5回だが、地区が違うので出走回数が少ないことを考慮すれば、やはり好相性と言っていい。それほどモーターを出すタイプではないが、その分を補って余りある技量が笠原の魅力。日本一と言われる広い静水面は全速主体に攻める笠原にとって存分に持ち味が出せるのだろう。今年も一般戦ながら1月に戸田、3月に尼崎で優勝。5月にFを切ったが、技量はそのままだ。
大池佑来
4468 (東京)
近況絶好調 そろそろ2回目のG1Vも
参戦する地元選手で近況最も乗れているのが大池佑来。昨年前半は目立った活躍がなかったが、9月から11月末までにV5の固め打ちで今年の戸田クラシックに出場。今年も津と平和島でのVがあり、児島周年(6着)とG2平和島MB大賞(準優勝)で優出と好ペースを維持。特に1枠で優出した児島は惜しいレースだった。スリットは全艇が0台での踏み込みでイン大池も05と突っ込んだ。1Mは完全な逃げ態勢だったが、追い風8mのコンディションで慎重に回りすぎたせいか菊地孝平のツケマイを浴びてしまった。唯一のG1制覇は21年の江戸川周年だが、近況の勢いから2回目の記念制覇もそう遠くないと思われる。東京3場では江戸川での活躍がかなり目立つが、多摩川も近況は6連続優出中と好ペース。直近の参戦は昨年11月の日刊スポーツ賞。その時は3コースから鮮やかなまくり差しを決め優勝した。今節は当地連続Vがかかる。