BOATRACE 多摩川
開催中 11/23 開門時間 10:00
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レース展望

GⅠ

GIウェイキーカップ開設70周年記念

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出場予定選手一覧

毒島誠、峰竜太を中心に豪華メンバーが集結

今年のウェイキーカップは近年で最も好メンバーがそろったと断言できる。最も注目されるのは多摩川を走れば圧倒的な強さを誇る毒島誠と、ボート界最強と謳(うた)われる峰竜太だ。また、参戦メンバーのうち当地で唯一のSG優勝歴がある池田浩二はウェイキーカップは3連続優出中。特に前回と前々回は惜しくも準優勝だっただけに、今度こその気概で挑む。安定した成績で確実にポイントを稼ぐ菊地孝平はここ一番の快スタートが魅力。近況は最も勢いのある丸野一樹も見逃せない。9月にG2三国MB大賞を制した後に、徳山周年、浜名湖周年とG1を連覇。多摩川ではさほどの成績を残していなくても侮れない。地元の注目はやはり濱野谷憲吾。前期F2の影響で出走回数が足りずA1級残留は絶望的だが、大将格として多摩川ではふがいない走りはできない。東京支部からはほかにも10名が参戦、近況大ブレイク中の佐藤隆太郎が台風の目になる。

主な出場選手

  • 濱野谷憲吾3590(東京)
  • 瓜生正義3783(福岡)
  • 池田浩二3941(愛知)
  • 菊地孝平3960(静岡)
  • 毒島誠4238(群馬)
  • 峰竜太4320(佐賀)
  • 遠藤エミ4502(滋賀)
  • 丸野一樹4686(滋賀)
本命選手

毒島誠

4238 (群馬)

当地周年では圧倒的な強さを誇る

好メンバーがめじろ押しの今節で、優勝争いはきっと伯仲戦になるだろうが、当地実績を考慮すればやはりV候補筆頭はこの毒島誠。ウェイキーカップは過去5回の大会のうち優出を外したのは前回大会だけで、他の4回は優勝2回、準優勝1回、3着1回と相性のいい大会だ。今年の当地SGオールスターでも優出4着と好走しており、当地は走り方もモーター調整も完全に手の内に入れている。地元東京支部でもこれだけの好成績を残しているレーサーは見当たらない。今年は戸田クラシックで8回目のSG制覇、G2のBR甲子園も制して獲得賞金額は1億円を突破。馬場貴也に次いで2位につけている(10月17日現在)。グランプリはセカンドステージからの出場が当確で、こうなれば初戦の1枠確保も意識するだろう。いいリズムでグランプリを迎えるためにも、ここでしっかりと結果を出したい。

対抗選手

峰竜太

4320 (佐賀)

数々の金字塔を打ち立てる令和の艇王

1年10カ月ぶりのSG復帰戦だった昨年の蒲郡ダービーでSGV6と通算100V、24場制覇を同時に達成し、その後の年末SGは三国チャレンジカップ、住之江グランプリとそれぞれ準優勝。今年は浜名湖周年、芦屋九州地区選でG1連続優勝しているが、意外にもSGでの優出はなし。クラシックからメモリアルまで出場した5回のSGのうち、準優には4回乗っていて、そのうち3回が3着と歯がゆいレース。それでも近況は上向き。徳山周年(3着)、浜名湖周年(3着)と連続優出を果たし、地元唐津の3Daysバトルトーナメントは2日目のセミファイナルこそ6枠の不利に泣かされたが、節間4勝の大活躍だった。多摩川は2回の優勝歴がありウェイキーカップは64回大会を制していて、その時は1号艇を得てインから圧勝だった。今年の獲得賞金額は6位(17日現在)。さらにペースを上げ、グランプリのセカンドステージを確定させたい。

地元イチオシ

佐藤隆太郎

4847 (東京)

今年V7と好素質が一気に開花

9月の神奈川新聞社賞は佐藤隆太郎の独壇場だった。予選で5勝をマークして得点率トップ。準優こそ加藤政彦にまくり差されて枠を悪くしてしまったが、優勝戦は4カドから08のトップスタートを決めて渾身(こんしん)のまくり、2Mは内から迫った秋元哲を力でねじ伏せた。これで今年の優勝回数は7回。佐藤の年間優勝回数は22年の3回が最多だったことを思えば、今年は飛躍的な成長を遂げている。今節は先の神奈川新聞社賞V以来、記念戦を3節走っての参戦。記念のスピードにも慣れた頃だろう。9月の若松周年では準優進出を果たしていて、格上相手でも力負けしないことを証明した。直近の多摩川を走ったのは大きなプラスになるはずで、今年の勢いなら大仕事をやってのけても不思議はない。師匠の長田頼宗との同時あっせんなので、成長した姿を見せるためにもより気合が入る。

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