BOATRACE 多摩川
非開催 02/05 開門時間 10:00
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レース展望

一般

第8回auじぶん銀行賞

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出場予定選手一覧

是政最強の三角哲男が中心 渡邉雄朗は昨年当地でV2

「第8回auじぶん銀行賞」は準優3個レース制での6日間開催。主力メンバーは実力が拮抗しているが、当地実績は三角哲男がズバ抜けている。G1V3を含む当地の優勝17回は全レーサー中で一番。多摩川を走らせれば点増しで評価していい。同じく地元勢では渡邉雄朗にも注目。渡邉といえば江戸川での好走が目立つが、最近は多摩川でも安定した成績を残している。求める伸びがくればまくりの連打でシリーズを盛り上げてくれる。須藤博倫、石塚久也、小山勉の埼玉トリオは柔軟なハンドルワークでうまくポイントをまとめる。実績ならG1戦通算V3の須藤だが、石塚は昨年に多摩川を2節走っていずれも準優勝と相性がいい。今節は久しぶりに女子レーサーが8人参戦。多摩川では優勝歴のある津田裕絵が当地水面に自信を持っていて、男子相手でも好走が期待できる。

主な出場選手

  • 三角哲男3256(東京)
  • 須藤博倫3983(埼玉)
  • 泥谷一毅4119(大阪)
  • 江夏満4136(福岡)
  • 石塚久也4144(埼玉)
  • 小山勉4488(埼玉)
  • 谷川祐一4594(滋賀)
  • 渡邉雄朗4748(東京)
本命選手

三角哲男

3256 (東京)

数々の記録を更新 目標は通算100V

マスターズ世代になって久しく、もはや大ベテランといっていい。今節出場しているレーサーでも最古参だが、現在も7期連続でA1級を維持。記念を走る機会は減ってしまったものの、昨年はコンスタントに14回の優出を数えた。一昨年は若松で通算2500勝を達成し、昨年は芦屋で24場Vを達成と数々の記録を樹立してきた。次に視野に入ってきた大記録は通算100V。現在の優勝回数は97回で残りは3つ。一昨年はV3、昨年はV4だったことを考慮すれば、頑張れば今年中にも達成できるだろう。多摩川での優勝回数は、濱野谷憲吾と昨年1月末に引退した長岡茂一さんのV16を上回るV17で当地最多。水面との相性は抜群で「是政最強」の称号にふさわしく、走り方も調整も完全に手の内に入れている。昨年GWのさつき杯(優出2着)、お盆の大郷葉月杯(優出4着)と好走していて当地は連続優出中。今節はその上をめざしたい。

対抗選手

須藤博倫

3983 (埼玉)

熟練の技で確実にポイントを稼ぐ

早くからレースセンスは評価されていて、1998年11月戸田での初出走では、いきなり水神祭と鮮烈なデビューを飾った。デビュー5期目の2001年後期からA1級を維持していて、A2級になったのは2023年後期のたった1回だけ。マスターズ世代になってからは記念を走る機会が減ったが末永く埼玉支部の顔役として君臨し、G1戦V3の実績がある。かつては伸び型の調整を施してスタートを決めてのまくりが基本戦法だったが、最近はベテランらしくさばきのうまさで着をまとめるシーンも増えてきた。多摩川を走る機会は意外と少なく、一般戦に限れば過去5年間で4回の出場しかない。それでも準優制の場合はそのすべてで準優に乗って、優出2回でV1と安定した結果を出している。前期にFを2本切ってしまった影響で、今節は60日間の長欠明け初戦となるが、当地との相性を考慮すればあまり問題にはしないだろう。

地元イチオシ

渡邉雄朗

4748 (東京)

求める伸びがくれば強まくりを連発!

2013年5月デビューの112期生。6期目にA2級、12期目に初のA1級に昇格と着実に力をつけてきた。ただ、その後は勝率の変動が大きく、B1級、A2級、A1級を行ったり来たりの状態が続いていた。その要因となっていたのはスタート事故。デビューから11年あまりで18本のフライングを切っていて、F2を抱えた期が5回もある。しかし、安定してスタートを決め、無傷だった昨年は大ブレイク。2024年前期は6.77の自己最高勝率をマークし、さらに今期は6.79と少し更新。渡邉が常に求めるのは行き足から伸びの強化。主戦法はまくりなので狙いどおりの仕上がりになればさらに破壊力が増し、すぐ外のレーサーに好展開を与えることも多い。昨年に挙げたV5のうち、2回はここ多摩川でのもので、当地は高実績を残す。直近の優勝だった10月の内山信二杯は5コースを克服してのV。枠が不利でも常に舟券の対象になるのは魅力。

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