オールレディースリップルカップ
- 6
- 1日
- 2月
- 3火
- 4水
- 5木
- 6金
守屋美穂、鎌倉涼、中谷朋子のA1級3者はいずれも当地好相性
主な出場選手
- 中谷朋子3845(兵庫)
- 廣中智紗衣4117(東京)
- 宇野弥生4183(愛知)
- 鎌倉涼4456(大阪)
- 守屋美穂4482(岡山)
- 清埜翔子4738(埼玉)
- 富樫麗加4758(東京)
- 勝浦真帆4884(岡山)

守屋美穂
4482 (岡山)
人気も実力も屈指の女子強豪レーサー
2018年から7回連続でSGオールスターに選出されるなど、女子では屈指の人気レーサー。実力も男子強豪に劣らず、男女混合だった2019年の芦屋MB大賞を含めG2は計4回の優勝があり、今節出場しているレーサーのうち、今期、来期の適用勝率が7点を超えているのはこの守屋だけ。SGの優出はまだないが、昨年の当地SGオールスターでは予選を4位で通過する大活躍だった。準優ではSG初優出に手が届いたかに見えたが、惜しくも+01のフライング。このペナルティーで1年間はSGを走れなくなってしまった。直近の当地参戦は昨年11月のヴィーナスシリーズ。スタートを控えてさばき勝負に徹し、予選を1位で通過したものの、準優はコンマ26のスタートでまくられてしまい、3連単2万円台の高配当を提供してしまった。今回はその時の借りをきっちりと返し、今後8月以降にあるだろう記念戦へリズムを整えたい。

鎌倉涼
4456 (大阪)
F禍のスランプから脱し復調ムード
2016年に深谷知博と結婚。産休を経て、2018年12月に約3年ぶりに実戦復帰。復帰後も好ペースを維持していたが、2023年秋の当地オールレディース優勝戦で圧倒的な1番人気に推されながら、1コースからまさかのフライング。そして次節の浜名湖では2本目のフライングを切り、90日F休みの後はリズムをつかめずB1級へ降級。それでも昨年の夏から調子を上げて優出ラッシュを続け、最近でも3月の尼崎(2着)、4月の桐生(4着)、同月鳴門(5着)と確実にファイナルへコマを進めるようになった。ただ、最後に優勝したのは2023年7月の住之江で、現在は優勝戦10連敗中と鎌倉の実力を考慮すれば意外。産休前には7.78、産休後の2021年後期にも7.67と高水準の勝率を残したこともある。G1の優勝こそないものの本来の潜在能力はかなり高い。いったん調子さえつかめば必ずシリーズをリードする。

富樫麗加
4758 (東京)
足の裏付けがあればコース不問で好走
今節出場している地元A2級の廣中智紗衣、富樫麗加、寺島美里はいずれもGWの多摩川さつき杯に参戦。そのうち準優に進出できたのは廣中1人だけだったが、インパクトがあったのは節間4勝をマークした富樫の方。濱野谷憲吾や宮之原輝紀など男子強豪を破るなどレース内容も良く、特に最終日の特別選抜戦では大外から最内を差して3連単34万円の超大穴を出していた。昨年4月の当地東京スポーツ賞で約1年3カ月ぶりに産休から復帰し、その節の4日目には白星を挙げていた。高い事故点が響いて思ったようなレースができなかったのか来期はB1級に降級してしまうが、今期適用勝率の6.14は自身最高の数字で、もう少しでA1級に手が届きそうだった。さつき杯を走って現行モーターを使用しているのは大きな強みとなりそうで、地の利も加味すれば一躍シリーズリーダーに浮上しても不思議ではない。