BOATRACE 多摩川
非開催 12/16 開門時間 09:30
warkey-ico
menu-open-ico MENU

レース展望

一般

四市組合設立58周年記念BTS市原カップ

12
17
18
19
20
21
出場予定選手一覧

中心は地元エース濱野谷憲吾 思い出の水面で定松勇樹も躍動

「四市組合設立58周年記念BTS市原カップ」は準優3個レース制での5日間開催。地元東京支部のエース、濱野谷憲吾の実績断然だが、昨年の当地SGオールスターで一躍スターダムにのし上がった定松勇樹や、今年は7回の優勝と各地でVを量産している宮之原輝紀も差のない争いを演じられる。また、レース運びにそつない岡村慶太、近況著しく成長している佐藤航にも注目。さらに西岡顕心は11月の徳山周年で自身2回目の記念優出(4着)を決めたばかり。まだデビュー4年目でこの実績、必ず将来の香川支部をリードする存在になるだろう。今節は女子にも好メンバーがそろう。男子相手にG1制覇の実績を誇る平山智加をはじめ、近況は著しく力をつけている清水愛海は男子相手でも好勝負を演じる。レディースチャンピオンを制した実績がある岩崎芳美は男女混合のG1戦でも優出歴があり、相手が強力でも侮れない。

主な出場選手

  • 濱野谷憲吾3590(東京)
  • 平山智加4387(香川)
  • 岡村慶太4545(福岡)
  • 宮之原輝紀4939(東京)
  • 佐藤航5087(埼玉)
  • 定松勇樹5121(佐賀)
  • 清水愛海5163(山口)
  • 西岡顕心5224(香川)
本命選手

濱野谷憲吾

3590 (東京)

絶大な人気を誇る地元の大スター

5回のSG制覇、25回のG1制覇など、数々の金字塔を打ち立ててきた東京支部のエース。ひと頃はグランプリの常連だったが、今年前半は昨年3月、4月のF2による出走数不足でA2級となってしまい、思うように賞金を上積みできず、その影響もあり今年は意外にもグランプリシリーズ戦の出場さえ果たせなかった。多摩川は2回のG1Vを含め16回の優勝を誇る好相性の水面。これは三角哲男の18回に次ぐ記録だ。直近の当地出走は10月のウェイキーカップ。準優で菅章哉のカマシに屈して優出こそ逃したが、予選を2位で突破と当地巧者ぶりを発揮していた。2カ月前に走っていて結果を出せているのは、大きな強みでもあるはず。11月の浜名湖周年も得点率2位で予選を突破していて、その2節後の蒲郡一般戦では今年3回目の優勝を飾るなど近況は調子も上向き。今年はこれが最後の出走で、いい形で2025年を締めくくりたい。

対抗選手

定松勇樹

5121 (佐賀)

昨年のオールスターで一躍スターダムへ

2023年の芦屋オールスターでSG初出場。翌年の多摩川オールスターは予選トップ通過から準優、優勝も王道の逃げを決めるなど、堂々とした勝ちっぷりでSG初優出・初V。登録5000番台のレーサーとしては初の快挙だった。この年は住之江高松宮記念(2着)、尼崎ダイヤモンドカップ(3着)でも優出を果たして順調に獲得賞金も上積みさせ、年末のグランプリに初出場を果たした。そこでの得点率は6位タイながら惜しくも着位差の次点で優出を逸したものの、節間2勝とアピールし、オールスターVがフロックでないことを証明。ただ、今年は2月大村の九州地区選(転覆)、3月の唐津周年(5着)で優出したものの、それ以降は目立った活躍がない。優勝も10月常滑一般戦の1回だけど、本来の実力を考えればもっと活躍してもいい。多摩川は2023年のルーキーシリーズも制していて現在は2連続優勝中。思い出の水面で復調のきっかけをつかみたい。

地元イチオシ

宮之原輝紀

4939 (東京)

今年V7 近況も充実の航跡

昨年9月に津周年の優勝戦でフライングを切ってしまい、そのペナルティーで今年はほとんど記念を走っていないが(SG1節のみ)、一般戦を走れば別格の強さを見せつけている。今年はここまでV7の快進撃で、これは2023年のV6を超える自己最多の記録。近況も大村(優勝)、下関(2着)、住之江(4着)で3節連続優出中でリズムは順調。2022年津と今年6月の多摩川で過去にイースタンヤングを2回優勝した実績が示すとおり、ターンスピードに関しては東地区の若手でも屈指の存在。当地前回10月のauじぶん銀行賞は惜しくも準優で敗退してしまったが、それ以前はウェイキーカップを含め6連続優出(V2)を記録するなど多摩川との相性はかなりいい。来年1月からG2、G1ロードへの復帰が決まっていて、来年3月の蒲郡SGクラシックへの出場も今年V7で決定的。ここで結果を出せれば、待ちに待った晴れ舞台への復帰にも弾みがつく。

シリーズインデックスに戻る