男女W優勝戦第2回ファイティングボートガイド杯
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- 20金
- 21土
- 22日
- 23月
- 24火
- 25水
成長著しい男子・澤田尚也、女子・高憧四季がシリーズをリード
主な出場選手
- 伊藤将吉4033(静岡)
- 廣中智紗衣4117(東京)
- 細川裕子4123(愛知)
- 若林将4335(東京)
- 倉持莉々4825(東京)
- 栗城匠4928(東京)
- 澤田尚也5017(滋賀)
- 高憧四季5088(大阪)
澤田尚也
5017 (滋賀)
次代の滋賀支部を担うびわこのホープ
2017年11月デビューの121期生。翌月にびわこで水神祭、2年後の津で初優出(6着)、3年半後の三国で初優勝と頭角を現すのは早かった。当初からそつのないハンドルさばきに定評があったが、大胆なレース運びを心掛けるようになってからは成績も急上昇。今期適用勝率の7.34は自己最高の数字で、今節参加しているレーサーの中では最も高い。過去1年の平均スタートは14と速い方で安定していて、速攻派のイメージが強いが、実はまくり勝ちはかなり少なめ。攻め位置といえる3コース、5コースでもまくり差しの比率がかなり高い。このあたりは師匠の馬場貴也譲りといったところか。多摩川を走る機会は少ないが、直近の出走だった昨年6月のイースタンヤングは優出3着と好走。2022年の当地ヤングダービーでは優出こそ逃したものの、準優3着と健闘していた。優勝こそないが水面との相性は上々。
栗城匠
4928 (東京)
当地は準優勝3回 今度こそ当地初Vを
2021年の平和島周年で、うれしいG1初優出・初制覇。普段はクールであまり喜怒哀楽を表情に出さないタイプだが、表彰式では涙を流したのが印象に残っている。ただ、その後は目立った活躍がなく、記念の優出もない。幾度も準優には乗っているのだが、惜しいレースを続けていた。それでも最近は復調ムードで、今期の適用勝率は7.02で自身初の7点超え。ターンはしっかりしているので、モーターさえ出し負けしなければさらに上をめざせるだろう。東京3場で優勝の経験がないのは多摩川だけ。ひと頃はあまり目立った成績を残していなかったが、最近では少しずつ本来の力を出せるようになってきた。ちなみに多摩川での優出は過去に3回あり、いずれも優勝戦2着。特に惜しかったのが昨年3月の澤乃井カップ。まくり差してバック先頭だったが、2Mで福田宗平に差し返され悔しい逆転負け。今度こそ当地初Vをめざす。
若林将
4335 (東京)
本領のまくりで遠征勢をかく乱
一昨年は自身最多となる年間V6を挙げて、昨年は5年ぶりSGとなる若松ボートレースクラシックに出場。その後は目立った活躍はなかったが、昨年10月に桐生、12月に浜名湖で優勝と復調ムードが漂ってきた。今年2月に当地の関東地区選を走っているのは大きな強みで、その時は準優進出こそ逃したが、平凡機ながらも節間3勝をマークと意地を見せた。周年記念を含み6回の優勝がある江戸川で滅法強いイメージを残すが、多摩川との相性も良好で過去には4回の優勝歴がある。若林の武器は他艇を出し抜くスタート力で、過去1年の平均タイミングは12とコースを問わず力強く踏み込む。本来はまくり勝ちのイメージが強かったが、最近は隊形に応じて差しやまくり差しに構えるケースも増えている。時代の流れに適応しているのかもしれないが、少し残念な気もする。やはり若林には豪快な全速戦が似合う。
高憧四季
5088 (大阪)
同体でも内をつぶせる旋回スピード注目
2019年デビューの124期生。その2カ月後に水神祭を達成し、デビュー4年後の下関で初Vと早くから好センスぶりを発揮してきた。昨年から完全に素質が開花した印象で、G1初出場だった浜名湖レディースチャンピオンでG1初白星を挙げ、宮島ヤングダービーでも節間3勝の活躍。年末のクイーンズクライマックスにも初出場を果たしている。特筆すべきは女子屈指のターンスピード。スリット同体からでも1コースに座った男子強豪をまくってたたいたシーンが数多くあった。多摩川は昨年に2回出場し、6月のイースタンヤングでは準優へ進出。11月のレディースVSルーキーズバトルではモーターを節一に仕上げて大暴れ。優勝戦は1号艇ながらF艇にまくられる不運があり準優勝に終わったが、5日目まではモーターを節一に仕上げて9戦8勝の準完全ペースだった。
倉持莉々
4825 (東京)
SG戦でも通用する攻撃力
2回目のSG出場だった2023年の芦屋ボートレースオールスターでは強烈に存在感をアピール。予選では6コースから3連単13万円台の超大穴を出し、準優も5コースから差し切って女子としては史上5人目のSG優出を果たした。その後に、約1年3カ月間の長欠に入りレース勘が心配されたが、復帰戦だった2024年10月の平和島では節間4勝を挙げる活躍で、準優4着まで行った。その後も安定した成績を維持して元のA1級に復帰。現在では産休前より強くなった印象を受ける。ターンのスピードも女子屈指でSG常連を相手に好走できる力量があるだけに、通常の女子戦ならコースが遠くても頭で狙える。多摩川は復帰後に7節走っていて3優出の成績。直近の出走は関東地区選で、その時は準優には乗れなかったものの、予選で2勝と健闘していた。2月にこの水面を走っているのは大きなプラス材料でもあり、今節は当地初Vへ大きなチャンスといえる。
廣中智紗衣
4117 (東京)
堅実なコーナーでポイントをまとめる
東京支部の先輩である長岡茂一さんによれば「的確なさばきで着をまとめ、とにかく大敗しないし道中での運びもうまい」のが廣中に対する評価。1着率こそ低いものの、実際に5、6コースでの3連対率は結構高い。展開に応じて器用にさばくので、まくり、まくり差し、差しと決まり手も偏ることなく多彩だ。ただ、意外にも昨年6月の鳴門(優出2着)以来、優出とは縁がない。コンスタントに準優には乗っているのだが、なぜかここ一番で結果を出せてない。多摩川の女子戦と男女W戦では過去5年で7節の出走があり、予選で敗退したのは2023年クイーンズクライマックスのシリーズ戦と昨年のオールレディースだけ。他の5回は準優に進出と予選では手堅くポイントを稼いでいて、今節もほぼ順当に準優の好枠を得るだろう。多摩川の優勝は今節と同じ2018年のW優勝戦。しっかりと結果を出して近況の不振から脱却したいところだ。