BOATRACE 多摩川
開催中 03/14 開門時間 10:00
warkey-ico
menu-open-ico MENU

レース展望

一般

男女W優勝戦第2回ファイティングボートガイド杯

3
20
21
22
23
24
25
出場予定選手一覧

成長著しい男子・澤田尚也、女子・高憧四季がシリーズをリード

「男女W優勝戦第2回ファイティングボートガイド杯」は男女に分かれてそれぞれが優勝をめざす6日間開催。男子の注目は近況著しい成長を遂げている澤田尚也だが、地の利も加味すれば当地での関東地区選を走ったばかりの栗城匠や若林将も互角の戦いになりそう。さらに、コースを問わず安定したスタートを繰り出す伊藤将吉など、男子の主力メンバーには速攻派が数多くそろっている。宇佐見淳、加藤翔馬も加えた現A1級の6人がシリーズをリードしそう。もう一方の女子は鳴門スピードクイーンメモリアルに出場していた高憧四季、倉持莉々、廣中智紗衣、細川裕子の実績がズバ抜けている。地の利があるのは倉持、廣中だが、最近のリズムは高憧が上。細川も当地との相性はかなりいい。この4人に割って入るとすれば永井聖美か。当地では過去3節で2回の優出があり、好モーターを引けたときは男子強豪相手でも好走していた。

主な出場選手

  • 伊藤将吉4033(静岡)
  • 廣中智紗衣4117(東京)
  • 細川裕子4123(愛知)
  • 若林将4335(東京)
  • 倉持莉々4825(東京)
  • 栗城匠4928(東京)
  • 澤田尚也5017(滋賀)
  • 高憧四季5088(大阪)
本命選手

澤田尚也

5017 (滋賀)

次代の滋賀支部を担うびわこのホープ

2017年11月デビューの121期生。翌月にびわこで水神祭、2年後の津で初優出(6着)、3年半後の三国で初優勝と頭角を現すのは早かった。当初からそつのないハンドルさばきに定評があったが、大胆なレース運びを心掛けるようになってからは成績も急上昇。今期適用勝率の7.34は自己最高の数字で、今節参加しているレーサーの中では最も高い。過去1年の平均スタートは14と速い方で安定していて、速攻派のイメージが強いが、実はまくり勝ちはかなり少なめ。攻め位置といえる3コース、5コースでもまくり差しの比率がかなり高い。このあたりは師匠の馬場貴也譲りといったところか。多摩川を走る機会は少ないが、直近の出走だった昨年6月のイースタンヤングは優出3着と好走。2022年の当地ヤングダービーでは優出こそ逃したものの、準優3着と健闘していた。優勝こそないが水面との相性は上々。

対抗選手

栗城匠

4928 (東京)

当地は準優勝3回 今度こそ当地初Vを

2021年の平和島周年で、うれしいG1初優出・初制覇。普段はクールであまり喜怒哀楽を表情に出さないタイプだが、表彰式では涙を流したのが印象に残っている。ただ、その後は目立った活躍がなく、記念の優出もない。幾度も準優には乗っているのだが、惜しいレースを続けていた。それでも最近は復調ムードで、今期の適用勝率は7.02で自身初の7点超え。ターンはしっかりしているので、モーターさえ出し負けしなければさらに上をめざせるだろう。東京3場で優勝の経験がないのは多摩川だけ。ひと頃はあまり目立った成績を残していなかったが、最近では少しずつ本来の力を出せるようになってきた。ちなみに多摩川での優出は過去に3回あり、いずれも優勝戦2着。特に惜しかったのが昨年3月の澤乃井カップ。まくり差してバック先頭だったが、2Mで福田宗平に差し返され悔しい逆転負け。今度こそ当地初Vをめざす。

地元イチオシ

若林将

4335 (東京)

本領のまくりで遠征勢をかく乱

一昨年は自身最多となる年間V6を挙げて、昨年は5年ぶりSGとなる若松ボートレースクラシックに出場。その後は目立った活躍はなかったが、昨年10月に桐生、12月に浜名湖で優勝と復調ムードが漂ってきた。今年2月に当地の関東地区選を走っているのは大きな強みで、その時は準優進出こそ逃したが、平凡機ながらも節間3勝をマークと意地を見せた。周年記念を含み6回の優勝がある江戸川で滅法強いイメージを残すが、多摩川との相性も良好で過去には4回の優勝歴がある。若林の武器は他艇を出し抜くスタート力で、過去1年の平均タイミングは12とコースを問わず力強く踏み込む。本来はまくり勝ちのイメージが強かったが、最近は隊形に応じて差しやまくり差しに構えるケースも増えている。時代の流れに適応しているのかもしれないが、少し残念な気もする。やはり若林には豪快な全速戦が似合う。

本命選手

高憧四季

5088 (大阪)

同体でも内をつぶせる旋回スピード注目

2019年デビューの124期生。その2カ月後に水神祭を達成し、デビュー4年後の下関で初Vと早くから好センスぶりを発揮してきた。昨年から完全に素質が開花した印象で、G1初出場だった浜名湖レディースチャンピオンでG1初白星を挙げ、宮島ヤングダービーでも節間3勝の活躍。年末のクイーンズクライマックスにも初出場を果たしている。特筆すべきは女子屈指のターンスピード。スリット同体からでも1コースに座った男子強豪をまくってたたいたシーンが数多くあった。多摩川は昨年に2回出場し、6月のイースタンヤングでは準優へ進出。11月のレディースVSルーキーズバトルではモーターを節一に仕上げて大暴れ。優勝戦は1号艇ながらF艇にまくられる不運があり準優勝に終わったが、5日目まではモーターを節一に仕上げて9戦8勝の準完全ペースだった。

対抗選手

倉持莉々

4825 (東京)

SG戦でも通用する攻撃力

2回目のSG出場だった2023年の芦屋ボートレースオールスターでは強烈に存在感をアピール。予選では6コースから3連単13万円台の超大穴を出し、準優も5コースから差し切って女子としては史上5人目のSG優出を果たした。その後に、約1年3カ月間の長欠に入りレース勘が心配されたが、復帰戦だった2024年10月の平和島では節間4勝を挙げる活躍で、準優4着まで行った。その後も安定した成績を維持して元のA1級に復帰。現在では産休前より強くなった印象を受ける。ターンのスピードも女子屈指でSG常連を相手に好走できる力量があるだけに、通常の女子戦ならコースが遠くても頭で狙える。多摩川は復帰後に7節走っていて3優出の成績。直近の出走は関東地区選で、その時は準優には乗れなかったものの、予選で2勝と健闘していた。2月にこの水面を走っているのは大きなプラス材料でもあり、今節は当地初Vへ大きなチャンスといえる。

地元イチオシ

廣中智紗衣

4117 (東京)

堅実なコーナーでポイントをまとめる

東京支部の先輩である長岡茂一さんによれば「的確なさばきで着をまとめ、とにかく大敗しないし道中での運びもうまい」のが廣中に対する評価。1着率こそ低いものの、実際に5、6コースでの3連対率は結構高い。展開に応じて器用にさばくので、まくり、まくり差し、差しと決まり手も偏ることなく多彩だ。ただ、意外にも昨年6月の鳴門(優出2着)以来、優出とは縁がない。コンスタントに準優には乗っているのだが、なぜかここ一番で結果を出せてない。多摩川の女子戦と男女W戦では過去5年で7節の出走があり、予選で敗退したのは2023年クイーンズクライマックスのシリーズ戦と昨年のオールレディースだけ。他の5回は準優に進出と予選では手堅くポイントを稼いでいて、今節もほぼ順当に準優の好枠を得るだろう。多摩川の優勝は今節と同じ2018年のW優勝戦。しっかりと結果を出して近況の不振から脱却したいところだ。

シリーズインデックスに戻る