第31回多摩川さつき杯
- 4
- 27土
- 28日
- 29月
- 30火
- 5
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- 2木
濱野谷憲吾、永井彪也がオールスターへ弾みをつける
主な出場選手
- 三角哲男3256(東京)
- 濱野谷憲吾3590(東京)
- 作間章3966(東京)
- 中野次郎4075(東京)
- 北山康介4535(東京)
- 永井彪也4688(東京)
- 今泉友吾4759(東京)
- 宮之原輝紀4939(東京)
濱野谷憲吾
3590 (東京)
存在感は断然 東京支部の大看板
21年に24場制覇、22年に通算2000勝、23年には通算100Vを達成。5回のSG制覇、25回のG1制覇を誇り、数々の金字塔を打ち立ててきた地元の大スター。マスターズ世代になっても変わらず高勝率を維持し、昨年は常滑周年、唐津周年を制して2年ぶり14回目のグランプリに出場。今年も平和島の関東地区選でV、浜名湖周年(4着)、唐津ダイヤモンドカップ(3着)でも優出を果たすなど好ペースを維持している。濱野谷は記念のあっせんが多いので、地元とはいえ多摩川を走る機会は限られているが、ここまで2回のG1Vを含め16回の優勝がある。あと1つ上乗せすれば当地最多Vの記録を持つ三角哲男の17回に並ぶことができる。それに加えて多摩川は一般戦に限れば6連続優出中(V1)と安定感は抜群。よほどのことがない限りは間違いなくシリーズをけん引する存在になる。
宮之原輝紀
4939 (東京)
近況大ブレイク 記念Vも時間の問題だ
とにかく調子をつかんだ時の爆発力はすさまじい。昨年は6Vの活躍で、特に印象深かったのが10月から4節連続Vの固め打ち。宮島、平和島、芦屋、江戸川とすべて1号艇での逃げ快勝だった。先の戸田クラシックでも予選を4位で突破して優勝戦は3着の活躍。SGでも通用する実力を証明してみせた。記念Vこそ同支部同期の栗城匠に先を越されたものの、大きなタイトルを取るのもそう遠くなく、間違いなく将来の東京支部をけん引する存在になる。多摩川での優勝は1回だけだが、水面との相性は決して悪くない。最も印象に残ったのが直近に参戦した2月の男女W優勝戦。池田浩二、菊地孝平、関裕哉などの強力メンバーが参戦している中で、宮之原は優勝戦の1号艇を奪取。カドまくりを決めた菊地に屈し6着という結果に終わったが、今節はその時の悔しさを晴らしたい。旋回スピードの違いを見せつけて存在感をアピールする。
永井彪也
4688 (東京)
得意水面で近況の不振から脱却めざす
19年に三国ヤングダービーでG1戦初優出初Vを達成し、同年グランプリシリーズでも準優勝の活躍。21年の丸亀周年では2回目のG1制覇も達成した。ただ、A1級こそ11期連続で維持しているものの、その後は記念での目立った活躍がなく、昨年も一般戦での優勝が2回だけと永井の実力を考慮すれば寂しい成績だった。そんな状況でも多摩川のファンは永井を忘れていなかった。5月21日から当地で開催されるSGオールスターに参戦する東京支部の選手は意外にも3人だけだが、永井もそこに含まれている。もちろん委員会推薦でなく、ファン投票での選出だ。永井にとって通算17Vのうち多摩川での優勝は7回と最も相性のいいのがこの水面。オールスターの直前にここを走れるのは大きなアドバンテージになるはずで、今節好結果を残せればいいリズムで迎えられる。しっかりと結果を出し、ファンに恩返しをしたい。