BOAT RACE 多摩川
開催中
04/27
開門時間 11:15
本日の場間場外発売
からつ GⅢ 三国 一般 平和島 一般 びわこ 一般
尼崎 一般 児島 一般 浜名湖 一般 桐生 一般
蒲郡 一般 住之江 一般 若松 一般

レース展望

一般

第31回多摩川さつき杯

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濱野谷憲吾、永井彪也がオールスターへ弾みをつける

GW開催は恒例の「第31回多摩川さつき杯」。出場するのは全員が地元東京支部なので、ファンにとっておなじみの選手ばかり。準優3個レース制での6日間開催だ。中心となるのは実績断然の濱野谷憲吾。永井彪也とともにすぐ後に控える当地SGオールスターのためにも好結果を出したい。先の戸田クラシックでSG初優出を果たした宮之原輝紀も勢いから見逃せない。三角哲男は当地最多の17Vを誇る。2月、3月の参戦時には平凡機で苦戦したが、本来多摩川は最も得意とする水面。モーターさえ仕上がれば確実にポイントを稼いでくる。最近の多摩川では常に快速に仕立てる作間章も見逃せない。前回2月は優勝戦こそ5着に敗れたが、初日から4連勝と好走してのオール2連対で予選をトップ通過だった。今泉友吾は3月に、当地2回目の優勝を飾ったばかり。その時の感触も残っているはずで今節も注目を。

主な出場選手

  • 三角哲男3256(東京)
  • 濱野谷憲吾3590(東京)
  • 作間章3966(東京)
  • 中野次郎4075(東京)
  • 北山康介4535(東京)
  • 永井彪也4688(東京)
  • 今泉友吾4759(東京)
  • 宮之原輝紀4939(東京)
本命選手

濱野谷憲吾

3590 (東京)

存在感は断然 東京支部の大看板

21年に24場制覇、22年に通算2000勝、23年には通算100Vを達成。5回のSG制覇、25回のG1制覇を誇り、数々の金字塔を打ち立ててきた地元の大スター。マスターズ世代になっても変わらず高勝率を維持し、昨年は常滑周年、唐津周年を制して2年ぶり14回目のグランプリに出場。今年も平和島の関東地区選でV、浜名湖周年(4着)、唐津ダイヤモンドカップ(3着)でも優出を果たすなど好ペースを維持している。濱野谷は記念のあっせんが多いので、地元とはいえ多摩川を走る機会は限られているが、ここまで2回のG1Vを含め16回の優勝がある。あと1つ上乗せすれば当地最多Vの記録を持つ三角哲男の17回に並ぶことができる。それに加えて多摩川は一般戦に限れば6連続優出中(V1)と安定感は抜群。よほどのことがない限りは間違いなくシリーズをけん引する存在になる。

対抗選手

宮之原輝紀

4939 (東京)

近況大ブレイク 記念Vも時間の問題だ

とにかく調子をつかんだ時の爆発力はすさまじい。昨年は6Vの活躍で、特に印象深かったのが10月から4節連続Vの固め打ち。宮島、平和島、芦屋、江戸川とすべて1号艇での逃げ快勝だった。先の戸田クラシックでも予選を4位で突破して優勝戦は3着の活躍。SGでも通用する実力を証明してみせた。記念Vこそ同支部同期の栗城匠に先を越されたものの、大きなタイトルを取るのもそう遠くなく、間違いなく将来の東京支部をけん引する存在になる。多摩川での優勝は1回だけだが、水面との相性は決して悪くない。最も印象に残ったのが直近に参戦した2月の男女W優勝戦。池田浩二、菊地孝平、関裕哉などの強力メンバーが参戦している中で、宮之原は優勝戦の1号艇を奪取。カドまくりを決めた菊地に屈し6着という結果に終わったが、今節はその時の悔しさを晴らしたい。旋回スピードの違いを見せつけて存在感をアピールする。

地元イチオシ

永井彪也

4688 (東京)

得意水面で近況の不振から脱却めざす

19年に三国ヤングダービーでG1戦初優出初Vを達成し、同年グランプリシリーズでも準優勝の活躍。21年の丸亀周年では2回目のG1制覇も達成した。ただ、A1級こそ11期連続で維持しているものの、その後は記念での目立った活躍がなく、昨年も一般戦での優勝が2回だけと永井の実力を考慮すれば寂しい成績だった。そんな状況でも多摩川のファンは永井を忘れていなかった。5月21日から当地で開催されるSGオールスターに参戦する東京支部の選手は意外にも3人だけだが、永井もそこに含まれている。もちろん委員会推薦でなく、ファン投票での選出だ。永井にとって通算17Vのうち多摩川での優勝は7回と最も相性のいいのがこの水面。オールスターの直前にここを走れるのは大きなアドバンテージになるはずで、今節好結果を残せればいいリズムで迎えられる。しっかりと結果を出し、ファンに恩返しをしたい。