レース展望
GⅢ第18回サントリーカップ
- 4
- 15土
- 16日
- 17月
- 18火
- 19水
- 20木
昨年のGPファイナリスト白井英治、馬場貴也、深谷知博が参戦!
主な出場選手
- 白井英治3897(山口)
- 芦澤望4053(東京)
- 馬場貴也4262(滋賀)
- 麻生慎介4292(広島)
- 前沢丈史4366(東京)
- 深谷知博4524(静岡)
- 永井彪也4688(東京)
- 山田祐也4757(徳島)
白井英治
3897 (山口)
異名はホワイトシャーク!山口の大看板
昨年12月に大村で悲願のグランプリを制覇。3回のSG、13回のG1制覇を誇り、今村豊さんが引退した今では紛れもない山口支部を代表するエース。昨年8月のメモリアル優勝戦でフライングを切った影響で最近は記念を走っていないが、一般戦を走らせれば格が違う。今年はここまで9節走った時点で8回の優出(V4)と各地で圧倒的な強さを見せている(3月30日現在)。外枠の時に黙っていることはなく、必ず回り込んで内を狙う。特に一般戦の時はその傾向は顕著で、5、6コースからの発進はまずない。調整力にも長けており、深い進入になっても持たせる出足と行き足は必ずつけて、コースさえ奪えれば腕でカバーしてさばく。多摩川の優勝は05年の一般戦から遠ざかっているが、周年記念では4回の優出歴(2着2回)がある。近年の当地では19年グラチャン、21年チャレンジカップでも準優には乗っていて、水面との相性は上々。
馬場貴也
4262 (滋賀)
ボート界最速を誇るレコードホルダー
早くから滋賀の気鋭として注目されていたが記念のタイトルを取ったのは少し遅く、デビューから15年後の18年芦屋チャレンジカップ。G1を通り越していきなりSGを制覇した。その後は毎年1つずつG1かSGを勝ち、昨年は常滑ダービー、下関周年。戸田周年、びわこG2と大きなレースを4回制すなど大ブレイク。年末のグランプリも準優勝と華々しく活躍し、年間MVPに輝いた。今年も2月の住之江近畿地区選を制すなど、変わらず好リズムを維持している。ターンスピードの速さはボート界屈指。馬場を語るうえで外せないのが12年1月に地元びわこでたたき出した1分42秒2の日本レコードだ。自身が10年11月に津で出した1分42秒6(同日同場で吉永則雄も出した)を更新した。びわこでの記録は今まで誰にも破られてない。出力低減モーターが使われている現在では、もうこの数字を上回るタイムは出ないと思われる。
永井彪也
4688 (東京)
24場で最も高実績を残すドル箱水面
テレビでもおなじみのボートレースCM、その若き主人公のモデルでもあるイケメンレーサー。19年の三国ヤングダービー、21年の丸亀周年と2回のG1戦Vがあり、SGでは19年のグランプリシリーズで準優勝の実績も残す。イケメンでありつつ、実力の方もボート界の一線級だ。レーススタイルは全速よりも差しやまくり差しを多用。スリットからのぞいておいて、余裕を持って鋭く艇間を割るのが永井の勝ちパターンといえよう。そのため永井が勝つケースでは、大体において内の艇を連れてくるケースが多い。今年3月当地の周年記念こそ平凡なモーターを仕上げられず苦戦してしまったが、本来の多摩川は自他ともに認める得意水面。過去15回の優勝のうち6回は当地でのもの。東京3場でも最も相性がいい。今節は遠征勢にかなりの好メンバーがそろっているが、多摩川に限っては互角の戦いを演じることができるはず。