BOAT RACE 多摩川
開催中
04/28
開門時間 11:15
本日の場間場外発売
からつ GⅢ 鳴門 一般 平和島 一般 びわこ 一般
尼崎 一般 児島 一般 浜名湖 一般 蒲郡 一般
住之江 一般 下関 一般 若松 一般

レース展望

一般

第18回マンスリーBOATRACE杯

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実績上位は赤岩善生、仲口博崇! 新開航は今が旬の勢い

「第18回マンスリーBOATRACE杯」は準優3個レース制で行われる6日間開催。実績なら、ともにSG覇者の赤岩善生、仲口博崇の愛知勢が上位。特に赤岩は今年の記念でも東海地区選で優出5着、蒲郡周年で優出2着と安定して活躍。理論に裏付けされた調整で、どんなモーターも仕上げるので抽選運に左右されないのは大きな強み。勢いなら昨年の最多勝利選手の新開航も全くヒケを取らず、今年も変わらず好調を維持。また、多摩川ではSG優出歴もある木下翔太は大きなタイトルこそないものの、記念でも大胆なレースで好勝負できる力量を備える。積極的な仕掛けから自力でレースをつくる柳生泰二、竹田辰也も見逃せない。地元東京支部では佐藤大佑が確実に力をつけてきてA1級に定着しており注目したい。7月からA2級に降級してしまったが、村田修次は多摩川では特に気合が入る。得意水面で復調のきっかけをつかみたい。

主な出場選手

  • 仲口博崇3554(愛知)
  • 赤岩善生3946(愛知)
  • 竹田辰也4239(山口)
  • 柳生泰二4361(山口)
  • 木下翔太4659(大阪)
  • 佐藤大佑4610(東京)
  • 松山将吾4828(滋賀)
  • 新開航4932(福岡)
本命選手

赤岩善生

3946 (愛知)

卓越した整備力と勝負根性が持ち味

98年デビューの82期生。デビュー節の2走目に水神祭、1年7カ月で初優勝と早くからセンスの良さを見せつけてきた。通算Vは110回を数え、SGは06年の住之江GPシリーズ戦を制覇。G1の優勝も6回あり、池田浩二らとともに愛知支部をリードしてきた。ボート界屈指の整備巧者としても知られ、どんなモーターでも必ず数ランクはパワーアップさせる。ダッシュ水域からのレースを見ることは本当にまれで、外枠の時は必ず大胆に内に潜ってくる。多少深い進入になった場合でも、モーターがしっかりしているのでしのぐことができる。24場すべてで優勝を飾っているように苦手な水面も特になく、もちろん多摩川との相性も悪くない。最も印象的だったのが19年の3Days。この時もトップクラスにモーターを仕上げて、インから文句なしの圧勝劇。かなりの好メンバーがそろった開催でのパーフェクトVだった。

対抗選手

新開航

4932 (福岡)

昨年V10と一気に素質が開花

早くからセンスの良さが評価されていたが、大ブレイクして注目されたのは昨年のこと。芦屋のG2MB大賞を含むV10の大活躍で準Vも3回。優出回数が16回だったことを考えればかなりの勝負強さで、昨年にV10以上を記録したのはこの新開だけ。そして125勝をマークして最多勝利で表彰された。今年もここまで7優出でV3の活躍。その中でも一際目立つのが、旋回スピードの優れる新鋭が集結した6月鳴門ウエスタンヤングでのV。予選をオール3連対でまとめトップ通過、準優も優勝もインからトップスタートを決めての圧勝劇。平和島クラシック、芦屋オールスターにも出場し、オールスターでは3勝をマークする活躍で、SGでも十分に通用することを証明。G1以上での優出はまだないが、この勢いなら近いうちに大きなタイトルも取るだろう。多摩川を走る機会は少ないが、直近の21年の周年では準優に進出していて心配なさそう。

地元イチオシ

佐藤大佑

4610 (東京)

リズムをつかめばピンを並べ打つ

今節出場している東京支部の選手でA1級なのはこの佐藤1人だけ。当然、地元の期待は彼に集まる。基本は伸び型に仕上げてまくるレースが持ち味で、決まり手を見ても逃げ以上にまくり勝ちが多い。そのためセンターの3・2・4コースからの1着率がかなり高い。また、あるときはピット離れを意識した出足型にして、コース取りから揺さぶりをかけたり、19年にはチルト3度でインコースに入ったりするなど(オール進入固定だったが)、見ているファンを飽きさせない。レーススタイルや調整方などいろいろと試しているのが糧になっているようで、今は3期連続でA1級をキープと地力をつけてきた。今年の序盤は目立たない成績だったが、3月の江戸川一般戦Vから調子を上げてきて5優出。近況6節のうち4回は節間5勝以上をマークと(7月6日現在)、いったん調子をつかめば突っ走って行く。この勢いなら多摩川初Vも十分ある。