BOAT RACE 多摩川
開催中
04/28
開門時間 11:15
本日の場間場外発売
からつ GⅢ 鳴門 一般 平和島 一般 びわこ 一般
尼崎 一般 児島 一般 浜名湖 一般 蒲郡 一般
住之江 一般 下関 一般 若松 一般

レース展望

一般

創刊75周年記念第61回スポーツニッポン賞

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直前オーシャンカップでSG初Vの羽野直也が早くも登場!

「創刊75周年記念第61回スポーツニッポン賞」は得点率制による4日間開催。7月23日、児島オーシャンカップで5コースから疾風のまくり差しを決め、3連単16万円台の大穴でSG初Vを達成の羽野直也が早くも多摩川に登場する。羽野に対するのは経験から中澤和志、北野輝季の2人。両者とも多彩な戦法があり、アウトからでも勝ち切れる力を備えている。大上卓人は昨年5回SGに参戦して準優に2回進出。本来のスタート力に加えてさばきに鋭さを増し、大舞台でも活躍できるようになっている。成長著しい末永和也、定松勇樹の九州・佐賀コンビも見逃せない。特に末永は2月の九州地区選でVを飾るなど登録5000番台の選手では最も光る活躍を見せている。また、A2級でも地力のある選手が多数いて、優出争いはもつれる可能性がある。地元から参戦するA1級の選手は不在だが、好モーターを引ければ山田亮太が面白い存在になる。

主な出場選手

  • 中澤和志3952(埼玉)
  • 今井貴士4287(福岡)
  • 北野輝季4483(愛知)
  • 山田亮太4644(東京)
  • 大上卓人4682(広島)
  • 羽野直也4831(福岡)
  • 末永和也5084(佐賀)
  • 定松勇樹5121(佐賀)
本命選手

羽野直也

4831 (福岡)

今や時の人! 賞金ランクも4位に

14年デビューの114期生。デビューから5期目にA2級に昇格し、6期目にはA1級と出世したのもかなり早かった。初めてG1戦を経験したのがデビューから3年1カ月後の住之江周年で、その4カ月後には大村周年でG1初制覇と、異例のスピードでブレイクした。昨年は若松周年と平和島周年を制し、今年は若松と芦屋の両周年、平和島クラシックで優出。そして直前の児島オーシャンカップでは28歳でSG初V。7月から適用されている勝率は7.86と、自己最高をマーク。旋回スピードの速さは言うまでもないが、それに加えてレースの読みなどにも鋭さを増してきた。早くから記念に定着したせいで多摩川を走るのはSGやPG1で、1年に1回あるかないか。昨年9月のヤングダービーでは前年覇者として参加し、予選を4位で通過し優出4着。広々とした静水面なら持ち味を存分に発揮できるので、戦える範囲の足さえあれば魅力的なターンスピードで圧倒しそう。

対抗選手

末永和也

5084 (佐賀)

ヤングダービーの敗戦から大きく飛躍

多摩川初参戦ながら大きく存在感をアピールしたのが昨年9月のヤングダービー。それまで一般戦の優勝経験もなかった末永は、予選を得点率3位でまとめて準優も逃げ快勝。優勝戦は先行する近江翔吾を追い詰めてあわや逆転のシーンもあったが、最終2Mで振り込み、2着どころから6着まで後退。よほど悔しかったのか、レース直後は人目をはばからず号泣していた。それでも佐賀から出現した新星として、末永の名は人々の脳裏に刻み込まれた。この敗戦が糧になったのか、その2節後、強豪が集結した若松3Daysで選手生活初Vを達成し、今年2月には九州地区選で見事G1ウイナーに輝いた。さらに翌節の平和島クラシックでもSG初陣ながら2勝を挙げる活躍で底力を証明。九州地区選の8日前に中村日向が四国地区選を制して、登録5000番台初のG1覇者の座は奪われてしまったが、5000番台で最もSGVに近い存在なのは間違いない。

地元イチオシ

山田亮太

4644 (東京)

当地で歓喜の初V あの快走劇を再び

お盆レース直前の開催ということで、地元東京支部は14人参加とはいえA1級は不在で、ただ1人のA2級がこの山田亮太。初のA1級に昇格した1月から6月の期間は、G1初陣で江戸川の周年と関東地区選を走り、それぞれで白星を飾っている。7月からはA2級になっているものの、記念戦を経験して結果を残したことは大きな糧となったはず。レーススタイルは正攻法のまくりタイプ。スリットでのぞけばそのまま内をたたきにかかり、特に4コースではその傾向が強い。さすがに大外のレースだとまくり差しに構えるケースが増えるが、それでも5コースだとまくり勝ちの比率が結構高い。山田の唯一の優勝はここ多摩川でのもの。もう6年前のことになるが、1号艇で人気を集めた濱野谷憲吾を得意の4コースまくりで破っている。その後は各地で優出は果たしても勝ち切れないレースが続いているが、思い出の水面でそろそろ2回目の優勝があってもいい。