BOAT RACE 多摩川
開催中
04/29
開門時間 11:15
本日の場間場外発売
からつ GⅢ 鳴門 一般 平和島 一般 常滑 一般
宮島 一般 浜名湖 一般 福岡 一般 住之江 一般
下関 一般 若松 一般 大村 一般

レース展望

一般

BOATBoyCUP

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関浩哉、栗城匠が旋回で魅了! 平尾崇典、林美憲にいぶし銀の技

「BOATBoyCUP」は準優3個レース制で行われる5日間開催。最近ではSGでの活躍が目立つ関浩哉が中心。今年の獲得賞金額は32位につけていて(8月11日現在)、今後の活躍次第ではGP出場も狙える位置だ。SG2冠の平尾崇典はどのコースからでも機敏なハンドルさばきで台頭するので常に舟券の対象から外せない。林美憲、興津藍の徳島コンビはレース巧者らしくソツのない運びで確実にポイントを重ねていくだろう。海野康志郎は体重ハンデを感じさせない豪快なレース運びが売りで、イン戦の安定感は言うまでもないが、小細工なしのまくり攻勢は爽快感さえ感じさせる。迎え撃つ地元勢では栗城匠、作間章に注目。栗城は当地のお盆レースを走ったばかりで、その感触も残っているはずでアドバンテージがある。作間は今期に入って6月のびわこ、7月の江戸川で優勝。好リズムを維持しての参戦となる。

主な出場選手

  • 林美憲3743(徳島)
  • 平尾崇典3822(岡山)
  • 作間章3966(東京)
  • 興津藍4052(徳島)
  • 海野康志郎4324(山口)
  • 佐藤博亮4786(愛知)
  • 関浩哉4851(群馬)
  • 栗城匠4928(東京)
本命選手

関浩哉

4851 (群馬)

調整力を身につけて近況大ブレイク

14年11月デビューの115期生。G1初出場だった18年浜名湖ヤングダービーでのG1初Vは、同時に選手生活初Vでもあり、一躍脚光を浴びた。その後も確実に力をつけて今期まで3期連続で7点勝率を挙げ、今節出場している選手のうち7点勝率を持っているのはこの関だけだ。昨年は2回目のG1Vとなる津周年を含め年間V6の活躍。メモリアル、ダービー、チャレンジカップ、GPシリーズとSGにも4回参戦して、そのすべてで準優進出を果たすなど、トップクラスのレーサーが相手でも互角の戦いを演じられるようになっている。ターンスピードの速さは言うまでもないが、最近はモーター出しで負けなくなったのも成績上昇の要因だろう。多摩川では昨年5月にオール2連対でのVがある。予選をトップで通過し、準優も優勝戦もインから圧勝だった。昨年9月の当地ヤングダービーは準優で敗れはしたが、予選は8位タイの成績。水面との相性も悪くない。

対抗選手

平尾崇典

3822 (岡山)

マスターズ世代でも衰えない巧腕

SGの優勝は12年の児島チャレンジカップと18年の住之江GPシリーズ。特にチャレンジカップの優勝は獲得賞金額で33人抜きを演じて大逆転のグランプリ出場を決め、多くのファンの記憶に残った。G1制覇も5回ある岡山支部を代表するレーサーだ。F2が響いた4年前に1期だけB2級へ降格したが、再びA1級に復帰した後の7期はほぼ7点台の高勝率をキープしている。整備、調整に一家言を持ち常に安定してモーターを出すとともに、コースを問わずベストの位置にボートを持っていくので大崩れが少ない。不利な外枠時はさすがに1着本数は少なくなるが、2、3着の舟券には常に絡めておきたい。さらに波風には滅法強く、他の選手が尻込みするようなコンディションでも難なくこなす。もちろん静水面でも強く、そうでなければこの高勝率は残せない。多摩川を走る機会は少ないが、過去に5優出3VとV確率は高い。

地元イチオシ

栗城匠

4928 (東京)

劣勢な機力出しを旋回スピードで補う

一昨年5月の平和島周年で、うれしいG1初優出・初制覇。予選をトップで通過し、準優も優勝もきっちり逃げての圧勝劇だった。ただ、その後は意外にも記念で目立った活躍がなく、昨年は戸田周年と当地ヤングダービーで準優には進出したものの、ちょっと寂しい戦績。ここまで6期連続でA1級をキープしているものの、地力を考えればもう少し上の勝率を残していいはずだ。もちろんG1を制しているだけにターンスピードは支部の若手でも屈指だが、本人も自覚しているように課題は調整力だろう。お盆の当地葉月杯は予選を8位通過。ターンの鋭さで道中他艇を幾度もやり込めるシーンはあったが、機力は節間通して普通レベルだった。モーターさえしっかりしていればもっと上の順位にいただろう。東京3場では江戸川、平和島の優勝はあるが多摩川は準優勝が最高の成績。今度はもう1つ上をめざしたい。