BOAT RACE 多摩川
開催中
12/21
開門時間 10:00
本日の場間場外発売
住之江 SG からつ GⅢ 徳山 一般 戸田 一般
浜名湖 一般 常滑 一般 児島 一般 宮島 一般
丸亀 一般 下関 一般

レース展望

一般

ルーキーS第20戦スカパー!第24回JLCカップ

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末永和也を筆頭に定松勇樹、常住蓮と佐賀勢3人が超強力!

「ルーキーシリーズ第20戦 是政プリンス決定戦 スカパー!第24回JLCカップ」は準優3個レース制で行われる6日間開催。出場メンバーでは唯一、記念タイトルを持つ末永和也の実績が抜けている。また、同じ佐賀支部のライバルである定松勇樹もターンスピードはヒケを取らず、デビュー当時から好センスぶりを評価されてきた常住蓮からも目が離せない。この佐賀支部3人が間違いなくシリーズをリードする。また、末永、定松とともに今年のトップルーキーに選出されている高橋竜矢にも注目。コーナーの鋭さは言うまでもないが、道中の接戦もなかなか強い。迎え撃つ東京支部は9人が参戦。最も注目すべきは多摩川フレッシュルーキーの藤田俊祐。最近の多摩川は常に好走していてモーターも出す。直近10月の三国一般戦でも優出(4着)とリズムもいい。2月の当地ルーキーシリーズVの上原崚も持ち前の快スタートを発揮できれば上位相手でも好勝負。

主な出場選手

  • 高橋竜矢5015(広島)
  • 松本純平5051(埼玉)
  • 末永和也5084(佐賀)
  • 前田翔5089(愛知)
  • 上原 崚5096(東京)
  • 定松勇樹5121(佐賀)
  • 常住蓮5142(佐賀)
  • 藤田俊祐5226(東京)
本命選手

末永和也

5084 (佐賀)

実績は断トツ! 水面との相性も抜群

過去3回の多摩川出走ではいずれも存在感を示したのがこの末永。昨年9月のヤングダービーは、多摩川初参戦ながらも大きくアピール。優勝戦は先行する近江翔吾を追い詰めてあわや逆転のシーンもあったが、最終2Mで振り込み2着どころから6着まで後退と本当に惜しいレースだった。2回目に参戦したのは今年3月の68周年記念。惜しくも準優でFを切ってしまったが、SGクラスの強豪を相手に健闘して予選を15位で通過している。そして前回8月の参戦時には5コースから鮮やかにまくり差しての優勝だった。今年はここまで九州地区選を含めてV5の活躍。もう少し頑張れば2年連続クラシック出場も見えてくる。今節出場している中では実績は抜けていて、戦えるレベルの足さえあれば末永の独走になるだろう。多摩川周年のFで一般戦ばかり走っていたが、10月から解禁。今後は再び記念のあっせんも増えるはず。しっかり結果を出したい。

対抗選手

藤田俊祐

5226 (東京)

走り慣れた強みで遠征勢を翻弄する

21年11月に当地でデビューした129期生。養成所のリーグ戦では6.99と期の中で4番目の高勝率を残し、修了記念の優勝戦は3着。養成所の成績はダテではなく、デビューから3期目の現在はB1級ながら5.04の勝率をマーク。そして来期は5点後半の勝率を挙げてA2級への昇格は決定的。2023年の多摩川フレッシュルーキーなので当地を走る回数は多く、今節は今年早くも11回目の参戦だ。7月には当地でデビュー初優出(6着)を達成。その後も8月、9月と連続で予選を突破。走り慣れた多摩川では常に安定した成績を残すようになった。まくり差しのハンドルもあるが、基本はのぞけば握っていくまくりが主戦法。早い時期から内コースも主張していて、イン戦の精度も確実に上げてきている。今節は多摩川の水面に慣れていない選手が多いだけに、走り方や調整法などを熟知する藤田にとってはかなり条件は有利と言える。

地元イチオシ

上原崚

5096 (東京)

前回のルーキーシリーズで歓喜の初V

当地で今年2月に行われたルーキーシリーズは、大本命と目されていた上田龍星が初日に帰郷して、石丸海渡の独壇場になっていた。2日目から7連勝をマークし優勝戦はもちろん絶好の1枠。モーターも完全に仕上げていて、スタート展示を注視していたある記者に「10回レースしても10回逃げるのでは」と言わしめたほど。その石丸を破って大金星を挙げたのがこの上原。先にまくって出た松山将吾の攻めに乗って鮮やかなまくり差しを決めて、初優出初Vの快挙だった。その後も予選突破が増えてきて、7月宮島のルーキーシリーズでは2回目の優出(5着)を決めている。デビュー当時からスタートの速さは際立っていたが、確実にさばきも安定してきて現在の適用勝率は初の5点台で5.00。その1期前が3.19だったことを考えれば飛躍的成長を遂げている。来期勝率は10月23日時点で5.09と1歩前進。初Vの多摩川水面で、一層気合も入る。