BOAT RACE 多摩川
開催中
01/10
開門時間 10:00
本日の場間場外発売
鳴門 GⅢ 徳山 一般 からつ 一般 浜名湖 一般
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丸亀 一般 大村 一般

レース展望

一般

第46回新春特別かどまつ賞

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新年はワザで齊藤仁と中野次郎! 復帰後好調な倉持莉々

「第46回新春特別かどまつ賞」は準優3個レース制での5日間、お正月開催。出場メンバーのほとんどは東京支部でファンにはおなじみのレーサーとあって、お年玉舟券の推理もしやすいはず。実績上位は齊藤仁と中野次郎。近況の調子なら下関チャレンジカップや鳴門周年で準優進出を果たしている齊藤の方だが、多摩川との相性は中野が上。また、杉山貴博は12月に多摩川を走ったばかりで、予選トップ通過から1号艇を得て優勝戦も圧勝。その時の感触もまだ残っているだろう。そして、変幻自在なコーナーワークが魅力な梶野学志、他艇を出し抜くスタート力ならば小林泰。新年1月から初のA1級昇格を果たした22歳の藤田俊祐は、そろそろ初Vがあるかも。今節は女子レーサーが8人参戦。倉持莉々の技量が断然だが、富樫麗加や中澤宏奈、さらに渡辺千草や寺島美里もモーターの後押しがあれば男子相手でも好走するので穴党にとっても楽しみだ。

主な出場選手

  • 齊藤仁3978(東京)
  • 中野次郎4075(東京)
  • 寺本重宣4086(東京)
  • 杉山貴博4134(東京)
  • 梶野学志4140(東京)
  • 小林泰4401(東京)
  • 倉持莉々4825(東京)
  • 藤田俊祐5226(東京)
本命選手

齊藤仁

3978 (東京)

展開に応じた柔軟さばきが光る

東京支部きっての技巧派。レースぶりは決して派手ではないが、展開に応じた変幻自在なハンドルワークが魅力。1コース戦の安定感もかなりのものだが、アウトからでもわずかな隙を見逃さず、巧みにボートを操ってくる。大崩れは少なく確実にポイントを稼いでくるので、予選終了時には大概は得点率上位に位置している。G1の優勝歴が3回あり、SGの優勝はないが2013年にはグランプリ出場の実績。2024年は優勝こそなかったものの(12月19日現在)、大村オーシャンカップでの優出(5着)があった。多摩川での優出は37回を数えるが、優勝回数は2回だけ。江戸川で優勝7回、平和島で優勝6回との比較をすれば当地は意外に少ない。2024年の正月かどまつ賞に参戦していて、その時は優勝戦1号艇で人気を集めたが、佐藤翼に差されて惜しくも準優勝だった。2025年はその上、狙うは優勝だ。

対抗選手

中野次郎

4075 (東京)

得意の地元で新年開幕ダッシュへ

東京支部屈指のオールラウンダー。SGの優勝こそないが優出は5回。G1優勝は通算5回を誇る。そのうち2回はここ多摩川でのものだが、2015年のウェイキーカップV以降は大きなタイトルと縁がない。それからは幾度もG1やSGの優出は果たしたものの、あと一歩のところで優勝を逃してきた。一般戦では安定して優勝を飾っているが、中野の実力を考慮すればやはり少し寂しい。過去51回の優勝のうち10回はここ多摩川でのもの。当地との相性は抜群といっていい。水面特性もしっかりと把握しているが、当地ではツボにはまった時に、かなりの快速に仕上げることがある。直近の当地優勝は2023年の2月だったが、その時には2連対率24.6%のモーターを節一のパワーに引き上げていた。今節は正月戦なので地元を得意とするレーサーは多いが、その中でも中野の実績はかなり上位。好結果を出して、新年は開幕ダッシュといきたい。

地元イチオシ

倉持莉々

4825 (東京)

長欠も何のその 近況大ブレイク中

2回目のSG出場だった2023年の芦屋オールスターでは強烈に存在感をアピール。予選では6コースから3連単13万円台の超大穴を出し、準優も5コースから差し切って女子としては史上5人目のSG優出を果たした。優勝戦でも石野貴之、濱野谷憲吾に次ぐ3着、SGレーサーが相手でもターンが通用することを存分に証明した。その後に、約1年3カ月の長欠に入りレース勘が心配されたが、復帰戦だった2024年10月の平和島では節間4勝を挙げる活躍で、準優4着まで行った。その後の3節もすべて準優に乗っていて、そのうち当地のヴィーナスシーズを含め優勝戦2着2回の大活躍。長欠のブランクを全く感じさせず、むしろ、より強くなった印象を受ける。この1月からの級別は出走数不足でB2級ではあるものの、このペースなら間違いなく来期はA1級へ戻ってくる。そう遠くないうちに大きなタイトルも、きっと取るだろう。