BOAT RACE 多摩川
開催中
01/10
開門時間 10:00
本日の場間場外発売
鳴門 GⅢ 徳山 一般 からつ 一般 浜名湖 一般
常滑 一般 尼崎 一般 児島 一般 住之江 一般
丸亀 一般 大村 一般

レース展望

一般

ルーキーS第1戦スカパー!第25回JLCカップ

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実績上位の藤原碧生と中村日向を地元藤田俊祐が迎え撃つ

「ルーキーシリーズ第1戦 是政プリンス決定戦 スカパー!第25回JLCカップ」は準優3個レース制の6日間開催。今節は力量差があるので、6人のA1級レーサーがシリーズをけん引する。24年3月の初V達成を皮切りに年間V5と大躍進を遂げた藤原碧生と、出場メンバー中で唯一G1タイトルを持つ中村日向の両者が中心。また、2期続けたA1からA2に降級した大澤風葵だが、発奮して6.99の高勝率をマークし1月から再びA1級に。大澤のこの勝率は、今節出場メンバー中で最も高い。愛知の前田三兄弟からは双子の弟・滉が参戦。高橋竜矢はまくり主体の積極的なレース運びが魅力。濱野斗馬も24年V5で昇竜の勢い。地元東京支部からの参戦は5人。その中ではただ1人のA1級である藤田俊祐が一身に期待を集める。24年まで当地のフレッシュルーキーだった藤田は、25年はトップルーキーに出世し、当地にかける思いは人一倍。

主な出場選手

  • 高橋竜矢5015(広島)
  • 中村日向5043(香川)
  • 前田滉5068(愛知)
  • 濱野斗馬5136(香川)
  • 大澤風葵5141(群馬)
  • 藤原碧生5217(岡山)
  • 藤田俊祐5226(東京)
  • 中山翔太5256(三重)
本命選手

藤原碧生

5217 (岡山)

24年に大ブレイクした令和の怪物

2021年11月デビューの129期生。デビュー当時からセンスの良さは評価されており、24年はその素質が完全に開花。24年前期は5.52の勝率で初のA2級へ。後期は6.70の高勝率をたたき出して同期では最速でA1級に昇格。24年3月に浜名湖で初Vを達成した後は覚醒したかのように優勝を量産し、12月の児島で24年5回目のV。児島で優勝する直前の鳴門周年は予選をオール3連対でまとめて予選を通過。準優も2着として、自身2回目のG1参戦ながら堂々の記念初優出(5着)を決め、その実力がトップクラス相手でも通用することを証明してみせた。25年はトップルーキーにも選出され、今後はG1やG2のあっせんも増えるはずだが、藤原にとっては通過点に過ぎないだろう。さらにその上、SGでの活躍を早く見てみたい。多摩川は24年5月に1節走っただけだが、今の勢いなら問題なくこなすだろう。

対抗選手

中村日向

5043 (香川)

唯一のタイトルホルダーが貫録を示す

養成所でのリーグ戦勝率は4.53と平凡で、18年5月丸亀でのデビュー節も6着6本と全くいいところがなかった。水神祭はデビューから1年7カ月後、170走目の丸亀とかなり遅かった。ただ、その節は同時にレーサー生活初の優出も経験して、そこからは別人のように成長を遂げた。22年2月の四国地区選で初のG1優出を果たし、翌年の四国地区選でG1初V。いずれも登録5000番台のレーサーとして初の快挙だった。この23年は年間V4、期別でも自身最高勝率の7.29をマークした。多摩川は通算で3回だけと走る機会は非常に少ないが、実はなかなかの好成績を残している。22年のヤングダービーで優出(5着)、24年4月には1枠で人気を集めた茅原悠紀を2コース同体からまくってつぶし優勝。ちなみに、今節参戦するメンバーのうち多摩川で優勝歴があるのはこの中村だけ。得意の当地で復調のきっかけをつかむ。

地元イチオシ

藤田俊祐

5226 (東京)

多摩川の新星が全国区へ飛躍

129期、養成所のリーグ戦では6.99と同期の中で4番目の高勝率を残し、修了記念の優勝戦は3着。デビュー後は4期目に5.68の勝率を残してA2級に初昇格し、デビューから1年9カ月後に多摩川で初優出(6着)も達成した。23年11月に戸田での落水で負傷してしまい、約4カ月間の欠場を余儀なくされ、出走数不足でB1級に降級してしまったが、その後は各地で順調な活躍ぶりで新年1月からは初のA1級へ昇格。全国に12人しかいないトップルーキーにも選出された。ただ、藤田は意外にもここまで優勝した実績がない。24年まで当地のフレッシュルーキーだっただけあって、当地での出走回数は出場メンバーの中でダントツに多い。走り方も熟知し、調整も手の内に入れていてモーターは良く出す。直前のかどまつ賞を走っているのも大きなアドバンテージ。初Vは時間の問題ともいえるが、是非とも思い入れのある当地水面で達成したい。