BOAT RACE 多摩川
非開催
06/25
開催まで3日
本日の場間場外発売
戸田 SG 丸亀 GⅢ 三国 一般 徳山 一般
からつ 一般 江戸川 一般 一般 びわこ 一般
児島 一般 平和島 一般 住之江 一般 大村 一般

レース展望

一般

第2回坂上忍杯

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実績上位は仲口博崇だが主力メンバーは実力拮抗

「第2回坂上忍杯」は準優3個レース制での6日間開催。主力メンバーは実力が接近していて混戦ムードが漂うが、実績なら唯一SG制覇がある仲口博崇。出場メンバーでは最古参ながら第一線で踏ん張っている。西村拓也は津ダービー出場のちょうどボーダー上(6月23日現在)にいて毎日が勝負駆け、1走も気が抜けない。今期適用勝率が7点を超えているのは松田祐季ただ1人。伊藤誠二、谷津幸宏は当地との相性が上々。当地での調整を手の内に入れている伊藤はモーターさえ仕上がれば速攻を連発。谷津もスタートは常に安定していて、不利なコースからでの大技も秘める。地元からは梶野学志、寺本重宣、今泉友吾が遠征勢を迎え撃つ。近況の当地相性から大将格は今泉になるが、コーナーの柔軟な寺本、純地元でより気合が入る梶野も地の利を味方に好勝負を演じられる。

主な出場選手

  • 仲口博崇3554(愛知)
  • 伊藤誠二3713(愛知)
  • 寺本重宣4086(東京)
  • 谷津幸宏4109(埼玉)
  • 梶野学志4140(東京)
  • 松田祐季4391(福井)
  • 西村拓也4397(大阪)
  • 今泉友吾4759(東京)
本命選手

仲口博崇

3554 (愛知)

マスターズ世代になっても衰えぬ巧腕

太田和美や田中信一郎など数多くのSG覇者を輩出した69期生。仲口自身も2014年に常滑でダービーを制していて、G1の優勝も7回ある。いったん2024年の前期、後期はA2級に降級したが、2025年前期は奮起してA1級に戻り、後期もA1級を維持。マスターズ世代になって久しいが、一般戦を走れば必ず優勝候補の一角に名を連ねる。近況も4月の浜名湖(6着)、5月の常滑(優勝)で連続優出を果たすなど好ペースを維持している。活躍の場は主に1コースからセンターまで。外枠の時は必ず大胆に内を狙って回り込むので、進入がもつれるケースが多い。仲口自身は深い起こしに慣れていて、出足系もうまく仕上げるので巧みに持たせる。多摩川は近況の2節こそ準優で敗退したが、それ以前は3節連続で優勝戦に乗っていて水面との相性も上々だ。

対抗選手

西村拓也

4397 (大阪)

多彩な攻め技で大崩れは少ない

大きなタイトルこそないものの、いつ記念を制してもおかしくない大阪支部のホープ。昨年は尼崎グラチャンで2回目のSG優出(6着)があり、準優では5コースからまくり差して3連単10万円台の配当を出したのが印象に残る。レーススタイルは決して派手ではないものの、ターンのうまさで勝負するタイプ。それほどモーターを出すイメージはないが、その分をコーナーの鋭さでカバーしていて、道中の競りもかなり強い。一般戦では常に主役となり、今年はここまで5回の優出があり、優勝1回、準優勝3回、3着が1回と優勝戦ではすべて舟券に絡んでいて勝負強い。多摩川を走るケースはごくまれで、ここ5年間でも2回の出場しかない。直近の出走は昨年9月の静波まつり杯。その時は予選を5、6着なしで手堅くまとめての優出3着。走る機会は少なくても何の問題もないとみた。

地元イチオシ

今泉友吾

4759 (東京)

不利な枠の時こそ勝負強さを発揮

2013年5月の平和島デビュー節で水神祭を達成。ここまで12年以上のレーサー生活でフライングを切ったのはたったの1回だけ。スタートは決して速くないが、コーナーの鋭さで勝負して高勝率を維持してきた。昨年は優勝5回、準優勝4回と大活躍だった。今年はまだ優勝こそないものの、5月多摩川から3節連続優出とペースを上げていて、6月の桐生周年は得点率17位タイながら着位差で準優進出を逸したが、ターンのうまさでしっかりと着をまとめていた。一般戦に限れば多摩川は過去10節で7優出(V2)と好走。前回参戦はGWの多摩川さつき杯で、この時は全くの平凡機ながら巧みなコーナー技を駆使して優出したのはさすが。G1戦は2022年桐生の関東地区選で大外からV実績。過去にはほかに2回も6コースからの優勝があり、枠番が不利な時でも侮れない勝負強さがある。