インタビュー・東京支部選手一覧

最近注目している若手

石渡翔一郎選手はスピードを持って練習してる感じはしますね。他の子とちょっと違う感じはしますし、面白そうな選手だなと思います。（弟子の岡部大輝は）ターンは上手なんですけど、なぜ勝率を取れないのかが不思議です。でも、成績が上向くのも時間の問題だな、とは思ってるんですよ。旋回技術だけだったらA1になってもいい。スタートも別に遅くないしですし。それ以外の足りない理由があるんでしょうけどね。彼に足りない部分ですか？正直分からないんですけど、本人からはメンタルだと聞いています。モチベーションの乗せ方だったり、緊張感をうまくやわらげたりっていうのがうまくできないみたいです。ただの一般戦のひとレースでさえも緊張しちゃう時があるらしいんですよ。でも、調整がちゃんとできている時は、メンタル部分が落ち着いているのでしょうね。結構節間で7点越えた勝率を持って帰ってくる時もあるんですよ。だから、ちょっと出てない時とか調整がうまくいかない時に焦っちゃってるのさえ直れば問題ないと思います。最近は彼もまた調子もいいみたいですしね。

仕事以外のプライベートの時間は？

プライベートはうまくいってます。（21年6月に）3人目の子供も生まれて大変といえば大変ですけど楽しんでます。子供とはよく公園に行きます。長男のつながりなんですけど、長男の友達とは家族ぐるみで一緒にご飯を食べに行ってます。兄弟仲もいいですよ。隼之、美翼とはよくスキーやスノボーに行きます。もちろん子供も一緒にです。

今年の目標

去年の優勝2回はたまたまできただけと思ってます。良くも悪くもない年だったと思う。その中でも優出は10回だったから調子は悪くなかったんだと思います。今年は久しぶり（2年ぶり）に地区選のあっせんが入ったし、1月には若松周年のあっせんも入りました。去年は12月に下関の記念を走ったんですけど、そこまで1回も記念の斡旋がなかったんですよ。だから、今年はしょっぱなの記念で結果を出せればモチベーションも変わってくるのかなと思います。去年の体重は54キロを切ったことがなかったと思う。多摩川の正月シリーズは前検の時の57キロでした。これは去年の標準だったんですけど、年初めだから正月は頑張ろうと53．7まで落としたんですよね。 そしたら脱水症状で頭が痛くなってしまいました。だから体重は落としたとしても、その辺が限界なのかと思います。だけど、体重って本当に大切だなって思いましたよ。今までは56キロくらいでも戦えると思ってたんですけど、2キロくらい落としたら素性の良くないエンジンでもついて行く感じになってきますし、それに調整力もつけられていると思ってます。今年は健康第一で体重管理も含めて地区選と若松の記念をまずは頑張ろうと思います。