インタビュー・東京支部選手一覧
PROFILE
2014年戸田で初優勝
G1は2019年三国ヤングダービー、2021年丸亀周年を制覇
SGは2019年住之江グランプリシリーズで準優勝の実績
1992年11月15日生まれ 身長165㎝ 体重53㎏ 血液型A型
丸亀周年は予選1位通過で周年初優勝
2日目くらいにはこのゾーン内で戦っていけるなっていう舟足に仕上がっていました。そこからはレースごとの展開とかアヤとかで得点トップになれた感じです。点数(得点率)は低かったので、まさにっていう勝ち方はしてないですけどね。舟足はしっかりしていましたし、せっかくいただいた勝ち上がり方だったので、経験できることは全てしないと思っていました。準優逃げられたら、優勝戦の緊張感も味わうことができますし、それは大きな糧となりましたね。(最初のGⅠ優勝は2019年のヤングダービーダービー) 気持ち的にはいつも通りにレースをしていて、ヤングダービーを勝てたことと周年を勝てたことは大差はないと思ってます。でも、取った後に「こういうところで活躍しないといけないな」って改めて思うことがたくさんありました。それは賞金を上積みしていく過程での話もそうですし、単純に喜びとしても「嬉しいな」って思った。また取りたいと思うキッカケになりましたね。
CMキャラクターの主人公のモデルとして
変わったことがあるとすれば、そうやって露出させてもらう機会も増えたので、普段はあまり口にしないことを発言することも多くなりました。後はそういうのを見てくれる人や関係者の方に恥ずかしいレースをしたくないし、いい結果を残したいという思いがあります。こういう経験をさせてもらっているのはありがたい限りです。他にはいろいろな方と対談させてもらったのも良かった。サッカー選手の岡崎慎司さんと対談させてもらったんですけど、自分の中ではレアな体験でしたね。メンタル面の話を多くさせてもらったんですけど、それはすごく自分の中でかみ砕いて生かせそうな部分がたくさんあった。
今後のSGへの意気込み、そして地元のヤングダービーへ
去年はオールスター、グラチャンには出られたけど結果が出せてないし、G1でも今年に入ってからいい成績を残せていません。個人的にはモヤモヤしていたし、うまく結果にもつながっていなかった。でも、ここで学ぶこともあるのかなと、それも勉強だと思ってます。ここを乗り越えればもう一皮は自分のメンタル面が強くなる。せっかくいいエンジンを引いても生かせなかった時とか、いい展開があっても決め切れなかった場合とか、チャンスが生かせなかったら気持ちの切れにつながります。それなので、もっと大局的な視点でレースを進めていけたらなと思ってます。ヤングダービーはFを切らなければ出られると思ってます。そこのところは意識してますよ。最後のヤングダービーを多摩川で終われるというのは。個人的にはありがたいことですから。変な話ですが、そこまでにいい成績を残せていれば、いろいろと取り上げてもらえると思うし、そういう力も利用して優勝できれば最高です。多摩川はさんざん走らせてもらっているから、こういう時に結果が残せれば一番いい。