インタビュー・東京支部選手一覧

PROFILE
デビューから1年4カ月後の住之江で水神祭
通算Vは3回 2023芦屋オールスターで優出3着
夫は群馬支部の金子拓矢
1993年10月1日生まれ 身長167cm 体重49kg 血液型O型

産休から復帰後も絶好調
復帰して最初の練習ではターンマークを全然回れなかったんです。一人で乗るのですらフワフワしていて、これでは「レースなんか絶対ムリ!」って感じでした。復帰初戦の平和島では全然で、2回目に多摩川にきた時は何周も乗れたんで、その日にやっと「あっ、行けるかも!」と思いました。(それでも復帰戦の平和島でいきなり4勝、その後は蒲郡、多摩川で優出)できすぎです(笑)。むしろ、休む前より成績はいいんじゃないかな。いいエンジンを引いているのもあるんですけど、いいエンジンにペラをうまく合わせられているのもあると思います。いいエンジンに自分のペラの格好ができているから今節(正月・多摩川かどまつ賞)もその形にして良かったですし。休む前はそういうことがなかった。今は「これならできる!」っていう確信的なペラがあります。

23年オールスターではSG初優出
自分は乗ってみた自身の感触よりも、記者さんに聞いた話の方を鵜呑みにするタイプなんです。前検の時に「いいエンジン」って言われてたので、恥ずかしくないレースをしようと思っていました。前検は出てる、出てないを気にしないで自分の乗れるセッティングにすることだけを考えてペラを叩きました。予選中は一走目から「悪くないな」という感じはありましたし結構良かったです。でも準優に乗ったら初めてプレッシャーを感じました。「ワンチャンあるかも」とか、「ここで優出ができたら最高だな」というプレッシャーなんですけど、私は背負うものとかもないので「行くならここだな」、と自分でプレッシャーをかけていました。優勝戦では表彰台に乗りたいな(3着以内)と思っていたので一つ一つのターンを失敗しないようにしていました。気持ちに余裕はなかったけど、エンジンに余裕があったのでその分、助けられました。自信ですか?自信って感じではないですね。でも私がここまでできるんだから、いろんな選手に希望を与えられたと思います。「こんな私がここ(表彰台)に立てたんだから、全員できるよ」って。みんなの希望になれたと思います。

オフの過ごし方と今後の目標
子供を連れての遠出はまだできないです。ディズニーランド?子供が理解できるようになったらいろいろ連れて行ってあげたいと思っています。(料理上手の一面もありますよね?)レースに行く前に離乳食を1週間分作ってくるんですけど、それを前検日の前日にお酒を飲みながら作るのが楽しいです。栄養とかめちゃくちゃ考えて作るんですけど、それもめちゃくちゃ楽しい!何種類も作っているんですよ。
今後の目標はとりあえず優勝ですね。それと今期(25年後期)はA1級に上がること。再びSGの舞台?それもありますね。でも今は仕事の量をセーブしてて月2本しか走らないんですよ。それでも走ったら毎節優勝したいな、って思っています。